7 FEif プレイ日記 その2

ファイアーエムブレムif 暗夜 プレイ日記

その2

第7章 聞こえざる啓示〜第10章 望まぬ再会


7章 聞こえざる啓示

【今日のマイキャッスル】
ジョーカーさんとカムイの支援がCになりました。
ジョーカーさんは、もともとは失敗続きの執事さんだったようで、カムイに対してとても甘いです。
独り立ちの提案を熟慮の末に却下。
話し合いの結果、紅茶は淹れられるように練習するというところからスタートすることになりました。
ずいぶんと小さな目標ですが、支援がAになっているころにはきっと一人でもやっていけるくらいに成長することでしょう。
褒められたジョーカーさんはぷるぷる震えてマナーモードに。

ジョーカー「今後、この地に関するご用命は、すべて私にお任せください」

さっきまで信じなかったくせに、もうすでにこの場を掌握しているジョーカーさん。
さすがは執事だ。

リリスさんにお肉をあげました。喜んでくれたようで何よりです。

現実世界に戻って、パパキャッスルでお父さんと謁見。
うーん、ガロン王様と対峙するマークス兄貴、悪役っぽいっていうか、なかなかさまになるなあ。

マークス「一つ良い知らせが。行方不明になっていたカムイが戻りました」
ガロン「何をしに戻ってきた、カムイ!

ああ、やっぱりなあ……。
玉砕覚悟で送り込んだテロリストが戻って来たらそりゃ怖いよね。
この兄さんの「妹が帰ってくることは当然ながらとっても良いことです」というデフォルトがにくい。

ガロン「よいか、カムイ。お前は行方不明になってから今まで、白夜王城にいたと聞く。白夜王国はお前の生まれの国だ。あっちの方がいいよね?」
カムイ「待遇は間違いなくいいですね」
ガロン「やっぱり白夜王国の回し者なのではないか」
マークス「それはありえません。先の戦いで、…カムイはたった一人で白夜王国の軍を撤退させました」
カムイ「マークス兄さん? 私はそんなこと…うぶっ!?」
レオン「しっ、黙って、カムイ姉さん」

相変わらず、話を盛りすぎなマークス兄さん。
こんなんで誤魔化せたら1章を待たずして自由の身だったと思いますが、どうなんだ!

マクベスさんが「演技じゃないんですか?」と、わりとまっとうな突っ込みを入れるのですが、「黙れ、マクベス」とマークス兄さんに一蹴されてしまいます。
意外とマクベスさんの地位が低い。

ガロン「剣はどうした?」
カムイ「白夜王国で爆発しました。私の目の前で」
ガロン「ほう…それは災難であったな」
カムイ「このことが知れたら回収騒ぎですよ。リコールですよ」
ガロン「あの剣はただの剣だ」
マクベス「ちょっと、ガロン様。裁判沙汰はまずいですよ、領土を拡大してこれからってときに……!」
ガロン「マークス、カムイを処刑せよ」

あ、命運が尽きた。

カミラ「そんな! お父様、おやめ下さい!!」
エリーゼ「やだよぉ…! 処刑だなんて…ひどすぎるよ!」

カムイの処刑を命じられて動揺するマークス兄さん。
女王さまを死なせておいてなんですが、やっぱり白夜に帰ってた方がトラブルが少なかったかもしれない。

カムイ「お父様、私が消えればよいのですね? それなら、マークス兄さんの手を借りずとも、自分で……」

こらこらこら。
白夜にとっ捕まった時もそうだけど! なんで急に捨て身になるの!
せっかくミコト女王が助けてくれたのですから、死にに行くのはだめです。

「私が」「いやいや私が」
終わらない譲り合いの果てに、ガロン王が下した決断は……まさかの神頼み

うっかり≪言いくるめ≫ロールがクリティカルしたのか、それとも≪心理学≫がファンブったのか、≪アイデア≫がファンブったのか、導入フェーズだったのか知りませんが、異形神ハイドラはカムイを受け入れてくれたようです。

なんかついでにマクベスさんもめちゃくちゃ驚いてるけど、この宗教、マクベス公認じゃないの?国家宗教じゃないの?
てっきり、マクベスさんがそそのかしてるポジションだと思ったんだけどなあ。

ハイドラ神からのお告げによると、カムイは氷の部族の反乱を平定しなければならないそうです。
なんていうか、GMの気苦労がしのばれますね。

マークス「心配するな、カムイ。反乱を平定するなら私が軍を出す」
エリーゼ「私もついていってあげるね」
ガロン「ならぬ。ハイドラ神は、軍隊を連れずに、たった一人で任を果たせとおっしゃっている」

たしかにきょうだいたちはちょっと過保護なんだけど、一人は厳しいです。
パパはちょっとギュンターさんから防陣と攻陣のやりかたから学んできて!

きょうだいたちが去った後、ガロン王はひとりごちます。

ガロン「あやつは殺さず、生かしておこう。その心が壊れ、死なせてくれと泣き叫んだとして…殺しはせぬ」

さっき簡単に死ぬとか言ってたからね!
GM的には、もうちょっとしがみついてほしいところですよね。

それをそっと聞いていたマークス兄さん。「先ほどの任がカムイを苦しめるためのものなら、私にも考えがある」と言って、どこかへと消えてしまいます。
おっと、クーデターかな?いっそホントに実家に帰ろうかな?

というわけで、カムイは一人で天蓋の森へと向かうのでした。

カムイ「一人きりって心細いな」
リリス<<……>>
カムイ「あ、二人きりだった」

一人漫才もばっちりですが、いかんせんリリスさんが人語を喋れないので、シーンが持ちません。
なんであれだけマイキャッスルの設定がぶっ飛んでるのにこっちの世界では喋れない設定がついているんだろうか。
仲間になったキャラ全員に「うわ、しゃべった」ってリアクションを取らせるのが大変だからだろうか。

森を歩いているところで、ノスフェラトゥに遭遇。
竜になろっかな〜と考えていたら、数体に囲まれ大ピンチ!
……のところに、ジョーカーさんがやってきました。

ジョーカー「ガロン王の目を盗むのがなかなか大変で…」

ありがたいけど、早くも任務失敗(服務規程違反)の予感。

まあいいか。王族にとって、使用人はほとんど持ち物みたいなものに違いありません。
ジョーカーさんくらいはアイテム欄に入っているとみなしても大丈夫でしょう。

???「おーい、カムイーっ!!」

そこへやってくる、謎の援軍。

カムイ「誰?」
サイラス「サイラスだよ、サイラス。久しぶりだな、カムイ」

ええ、サイラスさん?
どうしよう。トラキアは途中までしかやってないから……。

サイラス「親友のお前とこうして再会できて、うれしく思うぞ」
カムイ「親友…? 私たち、以前会ったことがあるのですか?」
サイラス「なんだ? 俺のことを忘れたのか?ま、無理もないな。最後に会ったのは、まだ2人とも子供の頃だった。俺がお前を勝手に城の外に連れ出して、危うく処刑されそうになって以来か」
カムイ「私もついさっき処刑されそうになってお父様からの依頼ですが、過去のエピソードに関してはちょっとムービーがないと分かりませんね」

ガロン王がガロン王だからなのか、暗夜には危うく処刑されかける人が多いな。
その点に関して、カムイはその道のプロといってもいいくらいです。

サイラス「俺も一緒に戦うぜ、カムイ」

突然現れた親友を前にどうしたものかと悩んでいると、いいところでエリーゼさんがやってきてくれました。
エリーゼさん、この男知ってる?身元分かる?
天蓋の森では昔に死んだ人と会えるとかそういう伝説ないよね?

エリーゼ「新人騎士のサイラスが良くてあたしがだめなんて、おかしいじゃない?」

あ、よかった。
幼馴染設定の詳細はとりあえず、王城の騎士で間違いがないようです。

数ターン後、エリーゼさんの部下、ハロルドさんとエルフィさんもやってきてくれました。
マークスお兄ちゃんが目を盗んで送り込んできてくれたそうです。
「考えがある」とはこのことだったんですね!
それはいいけど、こうも大人数になると流石に言い訳できないのでバレた時の言い訳もよろしくな!!!

ハロルドさんとエルフィさんを組ませ、カムイさんはサイラスさんと組ませ、二手に分けつつそれぞれに杖使いをひっつけます。

2度ほどうっかりリセットする羽目になりましたが、援護もあってなんとか突破。
あれですね。このキャラは使うとか、使わないとか、まだそういうこと考えている暇がないですね!

氷の部族の村までは、ジョーカーさんが道案内をしてくれるそうです。

そして、カムイ一行を追いかけてきたマクベスさん。
あっやばい、手引きがバレてる。言い訳頼むね!!!ほんとね!!!

どうやら、ノスフェラトゥをけしかけてきたのはマクベスさんだったようですが、カムイが生きているのはマクベスの計算外のようです。
「苦しませてやろう」とか言ってたから、多分カムイが死んだら怒られるぞ!
ガロン王ときちんと意思疎通しておこうな、マクベスさん!

【今日のきょうだい】
マークス「カムイがこっち側の人間である証拠に、白夜の第一王子に殺されかけてました」
さりげなくカムイの実の兄の所業をチクるマークス兄さんであった。

【今日のおさらい】
サイラス…自称『親友』。スキル(※1)を見るに、何かを誓われている。爽やかそうなだけに底知れない怖さ。「主人公が味方の時」ってなに!?何の話!?
ハロルド…エリーゼさんの部下。アメコミヒーローみたいな配色のアックスファイター。正義の味方。
エルフィ…エリーゼのさん部下。おっとりした力持ちのアーマーナイト。優しげなお姉さん。

部下は上司に似るのだろうか。ハロルドさんとエルフィさんにはどことなく良い人オーラがある。

※1:スキル…友情の誓い。主人公が味方で、主人公がHP半分以下の時、自分が与えるダメージ+3、受けるダメージ-3 。心当たりはあるようだが、こっちは親友の顔すら覚えていなかったのが怖い。


8章 氷の村の少女


【今日のマイキャッスル】
道具屋に向かうと、エリーゼちゃんが担当でした。く〜! かわいい!
ライブを買い足して、くじ引き屋を設置しました。わくわくするものから設置するよ!

マイルームにて、ハロルドさんとサイラスさんとエルフィさんのハートがたまっていたので、とりあえず事情聴取がてら親友を呼びつけることにしました。
ほっぺを突っつくと困った顔をしたので、ずっとタッチペンで襟を撫でていました。なんだこれ。なんなんだこのシステムは。
しかし、こうやって見ているとかっこいいな!

サイラス「ずっとこうやって過ごしたかった。騎士になれて、本当によかったよ!」

それはいいから過去エピソードを吐きなさい。

エリーゼさんはまだ生まれてなかったかもしれないので、マークス兄さんかカミラ姉さんあたりにサイラスさんの素性を問い合わせたいところですね〜……って、ジョーカーさんがいるんだった。
ジョーカーさん、この人のこと知らない?

ジョーカーさんとカムイも早くも支援Bに。

カムイ「ジョーカーさんのことは気にせず、今度こそ成功させます」
ジョーカー「そんな!」

あんまり美味しくない紅茶に、ジョーカーさんがこっそりお湯と砂糖を足してごくごく。カムイは成功したと思ったので、まずい紅茶をほかの人にふるまうようです。
ジョーカーさんはまあカムイさまのならみんな喜ぶかと気にしていない様子。ごめんねサイラスさん。

ひょっとすると、ジョーカーさんってあれか。「周りの目も気にされたほうが良いでしょうね」みたいなお小言を言わないタイプなのか。
独り立ちの日は遠そうです。


氷の部族の里へと向かうカムイ一行。
寒いなあって言ったら、ジョーカーさんが「走って体を温めましょう」とか言って走り出してしまった。
ジョーカーさん、山を舐めてるとひどい目にあうぞ!!!
すごく頭よさそうに見えるのに、意外と体育会系なのだろうか。

というわけで、関係を始めたばかりの親友、サイラスさんとうっかり遭難することになりました。
ああ、どうしよう。設定がおぼろげな幼馴染と一緒になると、せっかくキャラメイクしたのにどんな過去エピソードを確定エピソードにされるかたまったものじゃありません。

カムイ「なんだか眠くなってきて……」
サイラス「ええ!? おい、カムイ!!起きろ、寝るんじゃない!!(※1)」

目が覚めると運よく氷の部族の長、クーリアさんに保護されていました。なんか、3章と4章の間にこんなことがあった気がする。
そしてその時も思わせぶりな言動の緑髪の男がいた気がする。

目を覚ましたカムイは、礼を言ってうっかり名乗りかけましたが、サイラスさんが慌てて止めてくれます。

サイラス「世間知らずもあそこまでいくと馬鹿の領域だぞ! いいか、俺たちは氷の部族の反乱を平定するためにここに来た」
カムイ「(馬鹿って言われた)…危なかったです。危うくほのぼのしてここの家の子になるかもしれないところでした」
サイラス「実家に見境がないのか?」

どうやら、クーリアさんがものすごく親切な人というわけでもなくて、カムイの持っている伝説の剣に反応して助けてくれたようです。
あっぶねえ。見殺しルート入るところだった。ありがとうお母様。ありがとうユキムラ軍師。

そして、氷の部族の村でお城のメイド、フローラさんと再会。
もともと氷の村の出身の姉妹は、人質として王城でメイドをやっていた模様。今回は彼女は敵に回るようです。
追ってきたエリーゼさんが素性をばらしてしまったので、あったか〜い家から追い出されてバトルに入ります。

このマップでは、5軒の家のうち、3軒以上を訪問すればご褒美がもらえるそうです。どうしようかなあとマップを見比べているところに、新たな援軍が。

???「闇が囁いている…。迸る闇の奔流を行使し、勝利という名の輝きを俺たちが見せてやろう」
???「はあ…勝手にひとくくりにするな。俺は一人でも、奴らを天国へイかせてやれる…」
カムイ「新手ですか?」
オーディン「よく聞いてくれたな! …俺は漆黒のオーディン!(CV)
ゼロ「…俺の名はゼロ。主君の命令でカムイ様を悦ばせにきたんだぜ…?」
カムイ「よろこばせる…?」
オーディン「あわわ…気にしないでください。こいつ、いつもこんな感じなんで!」

どうやら、エリーゼさんに続き、レオンさんも部下を貸してくれたようです。
うっかりダンガンロンパを買ってしまったかなと思うくらいのキャラの濃さ。
そして、オーディンさんは念願のダークマージ。
1発目からダーク、ダーク、ダークマージ!

オーディン「くっ…!血が騒ぐ…!早く奴らを倒さないとこの呪いは」
カムイ「来てくれたのは嬉しいんですが…あんまり妙な真似はしないでくださいね」
ゼロ「今日は何人天国イきにしてやれるか、楽しみにしてきたのに…?」
オーディン「せっかく必殺技を100個も用意してきたのに?」
カムイ「すみません」
ゼロ「ご命令とあらば、従わないわけにはいかないな。俺はこう見えて従順なので、ナニをされても、文句は言いませんよ…?」
オーディン「はーい、…俺もこう見えて素直なので言うこと聞きます」

可愛いな、こいつら(※2)。

あまり妙な真似はするなと釘を刺しつつ、いざ進軍です。
そろそろマップが本格的に難しくなってきました。

「民家?3つと言わず全部訪ねてやるぜ、余裕余裕」などと思っていたら、1ターンでひとつ訪問されてしまってものすごくピンチ。
家が焼ける代わりに、わらわらと増援が出てきます。
増援が出てくる分にはいいんですが、ご褒美がほしい。

試行錯誤してなんどもリセットしつつ、フローラさんの持っているフリーズが優先的にカムイ狙いであることに気が付いたので、囮をしている間にサイラスさんに突撃してもらいました。

上方の連絡係を、こちらもフリーズで足止め。優先的に倒し、一番近い家、西側の下の家、上の民家で、計3つの民家を尋ねることができました。

3すくみがいろいろと変化していて、直感に反する敵に苦戦を強いられることが多くてなかなか大変でした。
ゼロさんとオーディンさんがよくやってくれたよ。
ターン数を気にしなくてよくなってからは、エルフィさんとハロルドさんでのんびり1体1体丁寧におびき寄せつつ、レベル上げです。

ボスのクーリアさんは魔法系ユニットで、リザイアを持っていてとてもかっこいい。

クーリア「殺さないのですか?」
カムイ「恩をあだで返すわけにはいきません」

村の人たちを殺さなかったのが功を奏したのでしょう。これがトラキア776だったら捕獲コマンドがはかどらなくて詰んでましたね。
どうにか反乱を思いとどまってほしいと頼んで、めでたく和解。
お城のメイドさん、フローラさんも本当の意味での忠誠を誓ってくれました。

民家を尋ねたご褒美に現金10000Gをもらいました。
あれ?反乱のための軍資金かな?

【今日のおさらい】
オーディン…レオンさんの部下。敬語体と失われしオーディン文法の二種類の言葉(ことのは)を意の赴くままに掌握するダークマージ。たまに素に戻ったときが可愛い。
ゼロ…レオンさんの部下。ナニとは言わないが言動がいやらしい。弓使いのシーフ。ボイスで聞くとセクシーではあるけれど、割と普通に喋っていたりする。一部をカタカナにするだけでこんなにもイイ印象を与えちまうとはな……。

【今日のひとこま】
氷の部族が反乱を起こさないようにお城に仕えていたらしいフローラさん。戦闘時のセリフを聞くにどうやら、ジョーカーさんのことが好きなようです。
支援があればくっつけてあげたいのですが、加入はしてくれませんでした。


※1:寝るな、カムイ…僅か8章の間に、カムイが起こされるシーンは3度目。オープニング、国境付近、そして今。本当に居眠りに縁がある主人公だ。
※2:かわいいな、こいつら。…プレイ日記では適当にセリフを改変して遊んでたりしますが、オーディンさんとゼロさんのセリフは無修正です。なんて奴らだ。

9章 再びの試練


【今日のマイキャッスル】
今日のクジ屋はゼロさん。外れたら、「そんな顔もイイ」とちょっと嬉しそうに慰めてくれました。慰めてくれてるんだよね?
オーディンさんは暗黒呪法によって獲物を捕らえてくれたらしく、お肉をくれました。みんなふつうにほのぼのしている。

外伝に寄り道した帰りに、サイラスさんとの支援がCになりました。

サイラス「Cは親友のCだよな」
カムイ「大事な親友のことを忘れるなんておかしいじゃないですか」
サイラス「そうやって思い悩むのはよくないぞ」

いや、悩んでいるというか、怪しんでいるというか。逆に、なんか反乱を起こしたいとか村に人質がとられてるとかないんですかね?

サイラス「さあ、カムイの行きたいって言ってた場所に行ってみよう」

どうして忘れてたのかは触れてはいけない秘密のようです。
なんだよ。何なんだよこれ。
謎は深まるばかりです。

ついでに、魔法系ユニットとしてえこひいきして育ててたオーディンさんと支援Cになりました。晏如(安らかで落ち着いているさま)の幕間。漆黒の隻手のポーズを教えてくれました。

オーディンさんは、こちらに手を差し伸べるような妙なポーズの立ち絵がとても良い立体感をしているのですが、まさか常時これなのか。 こういう立体的な立ち絵を見ると、なんというか。証人席に呼び出して覚え違いを揺さぶりたくなりますね。逆転裁判のやりすぎです。


扉の外から、楽しそうな声が聞こえます。なんだかご機嫌だなあ、と思ったら、独り言でした。

ガロン「役目を果たしたか……」
マクベス「見事、一人の犠牲もなく反乱を平定されたようです」

あらっ。高評価。

ガロン「並みの実力の者ができることではない。よくやったぞ。約束通り、お前を我が子として受け入れよう…」
カムイ「もったいないお言葉です」
マクベス「ですがガロン王様、カムイ様はどうやらおひとりで向かわれたのではないようですよ」
ガロン「なんだと…?」

畜生、上げて落とす!
分かってはいたことですが、うっかり神託に背いてしまいました。

「これは許せませんなあ、ガロン王様? 許せませんなあ?」と、マクベスさんから処刑コールが浴びせかけられます。

でも大丈夫。実は8章と9章の間に外伝(※1)でたっぷり時間を取ったし、カムイだって言い訳を考えてあるはずです。

エリーゼ「あたしたちが勝手についていっただけなの! カムイおねえちゃんは悪くないわ! だから、…だから、もし処刑するならあたしを…!」
カムイ「いえ、父上。罰を与えるなら私に」

言い訳ーーー!!!何も考えてなかったのか、カムイーーー!!!
フローラさんにうまく言っておくからとか言ってたろうが!!!
どの口で言えたんだカムイ!!!!

どっちが死ぬかで、仲睦まじく庇い合う姉妹。
やめろーーー!なんでそんな自己犠牲死に急ぎ野郎ばっかりなんだ!!!

ガロン「もうよい。わしとて、かわいい我が子に罰を与えることは本意ではない。お告げ通りではないが任を果たしたのは事実。ハイドラ神も許してくださるであろう」

ガロン王が謎の柔軟性でお告げの解釈を変えてくれたので、なんとかセーフ。

次の任務は、ノートルディア公国の制圧です。
なんでも、そこには例によって白夜の軍勢がいるということです。今度は誰もいないってわけじゃなくて、最初っからいるってわかってる任務ですね。

マークス「いいか、カムイ。ノートルディア公国には、戦士に聖なる力を与えるといわれる『虹の賢者』がいる。うまくいけば、お前も彼から力を授かることができるかもしれん」

何かと処刑されかかって肩身の狭い義理の妹のために、マークス兄さんがこっそり観光スポットを教えてくれました。
カムイもそこそこに乗り気です。お土産はなんにしようかなあ。

サイラスさんの道案内で、黒竜砦にやってきました。
ジョーカーさんは「暗夜王国の地図をすべて覚えている」と言っていましたけど、さすがにノートルディア公国のことはわかんないのかな。
主人公の性別で初期加入がフェリシアさんかジョーカーさんかが違うらしいので、セリフ対策でしょうか。

サイラス「あの砦を抜ければ、港まで続く街道に出られるようだ」
カムイ「なんだか、大きな竜みたいですね」
エリーゼ「さっすがおねえちゃん! 実はあの砦、竜そのものでできてるの!」

あとで飛空艇にでもなるのかな?

古の竜を復活させ、要塞を起動。ガロン王を倒す……ところを想像しながらマップを拝見してみると、なんと、マップの中にアクアさんが取り残されています。

そしてアクアさんの他に、もう一人。ニュクスさんというお子さん(?)がうろうろしています。警備兵、どうなってるんだ。
そういうわけで、進軍開始です。
まずは、下方にすぐいるニュクスさんをカムイで説得。

カムイ「こんなところに子供が……?」
ニュクス「お嬢ちゃん、耳が遠いの…?」

ニュクスさんにはピンチの時にすぐさま駆けつけてくれるきょうだいの愛を説き、こちらで保護することにしました。
もちろん魔法使いということで、丁重に大事にする予定です。ついでに壁を壊せることを教えてくれました。あれ、ここ結構貴重なスポットじゃないの? 大丈夫なのかな?

この章は、エルフィさんがたくさん必殺を出してくれたので、苦戦することなく突破することができました。
射程間違えたり増援食らったりで、数回リセットはしたけどね……!

ifは章が終わるまでは、ほとんど『会話』だけのコマンドは発生しないようなので、無言で軍に加わるアクアさんであった。

カムイ「どうしてここに?」
アクア「リョウマ兄さんは庇ってくれたけど、敵国と少しでもかかわりのあるものは信用できないって言われたの」

リョウマ兄さん、義理とはいえ妹に対してそんなもんなの(※2)!?

カムイ「なんかごめんなさい」
アクア「まあ、よくあることだから。一緒に行ってもいいかしら」
カムイ「今度は私が助ける番です」

アクアさんはもともとは暗夜の王女。というわけで、早速、仲間になったアクアさんを、エリーゼさんにご紹介。

エリーゼ「あたしのおねえちゃんなの!?」
カムイ「ええ、そうですよ。ねえ?」
アクア「……」

あ、妙な地雷を踏んだ予感が。

というわけで、暗夜は総勢で5人きょうだいになりました。

【今日のおさらい】
アクア……白夜王国でも会ったけど、ルート選択してから正式に加入してくれました。
主人公を妙に信頼してくれたりするヒロインポジションのようです。オープニングムービーにも出てたしね!
ニュクス……うろちょろしてた魔法使い。カムイを「お嬢ちゃん」って呼んでくれる。
回復したらほっといてくれていいのよ、って言ってくれたり、防陣を組んでたら「あたしを狙いなさい」って言ったり、ひねてる感じではなく、なんだか達観していてものすごくおねえさんっぽくってかわいい。レベルは低めだけど、長生きしている模様。

※1:外伝…外伝によって、滅ぼされた村の生き残り、モズメちゃんを回収してきました。
そんな難しいところでもなかったので割愛。ダークマージとかになってもおかしくなさそうな過去ですが、モズメちゃんは村人さんです。
※2:妹に対してそんなもん…さすがのリョウマ兄さんも、ストーリー上どうしようもなかったに違いない。しかし、長年暮らした義理の妹にたいしてこのカバー力じゃなあ。白夜も結構ろくでもないのかもしれないですね。
十中八九、ミコト様を爆殺しておいてリョウマさんを忙しくしたのが原因なので、あんまり強く言えません。


10章 望まぬ再会


【今日のマイキャッスル】
ニュクスさんが道具屋さんでお店番。
「若い子の頼みは聞くわよ」とのことで、えへへへ、結構優しい。
そして、オーディンさんが食堂で料理を作ってくれました。
選ばれしステーキを作ってもらったのはいいのですが、なぜか調理中に戦闘時の「ビシッ!バシッ!」みたいな音が響き渡っている。

パラレルプルフで魔法使いになろうかな〜と思って資料館を覗いてみたら、占いの館だったぞどういうことだ。
ギュンターさんの名前を見て、そっと資料を閉じる私。軍の中で一番、息切れしなかった

ついでに、闘技場と錬成屋を作りました。

サイラスさんに探りを入れようと何かと組ませていた努力の甲斐あって、サイラスさんとジョーカーさんが支援Cになりました。
ジョーカーさん曰く、サイラスさんはお人よしの目をしているそうです。

ところでジョーカーさん、サイラスさんに覚えある?
昔からそうだったとかない?

一方で、回復に杖を振り回していたエリーゼさんとサイラスさんが支援Cになりました。

サイラス「一日だけ俺の妹になってください」

サイラスてめえ。親友から義理の弟になるつもりか。
手段を選ばなさ過ぎて怖い。

ついでに、エリーゼさんとゼロさんも支援Cに。エリーゼさんは杖使いなだけあって、結構支援会話が上がりますね。
世界で一番好かれているはずなのに(※オープニングでの情報)未だに妹と支援会話が発生しないのがさみしいです。

ゼロさんがなにか下手なことをしたらどうしようと思っていたけど、エリーゼさんは「軍議に出ようかな」という比較的真面目なお話でした。

うちってちゃんと軍議やってるのかな? それとも、別の任務とかの軍議かなあ?
作戦とかは一応、私がなんとかするので、「ガロン王様に言い訳を考えよう」みたいな会は定期的にきちんと開いてほしいものです。

パラレルプルフを使って念願のダークマージに。
竜石と夜刀神は、輸送隊に預けておきます。

武器屋を建てていなくてファイアーを持っていき忘れた(※魔術書は道具屋だと思ってた)ので、フィンブルとファイアーをお持ちのニュクスさんからファイアーを借りました。ありがとう。

港町ディアで、ジョーカーさんが船を手配してくれます。
それで、なんだっけ、観光するんだっけ?
エリーゼさんとアクアさんがきゃっきゃとしていて微笑ましいです。

サイラス「本当のきょうだいとしての時間を取り戻そうとしてるみたいだな。あ、カムイは白夜にもきょうだいがいるのに、無神経だったな……ごめん」

支援Cで妹をつくる親友がどの口で言うか。

どうやら虹の賢者さまは、界隈ではとっても有名な観光スポットのようです。
白夜の方の弟ことタクミさまと鉢合わせてしまいました。

今回の戦は防衛戦。15ターン耐え忍べば、こちらの勝ちです。
あー! 苦手なんだよな! 防衛戦!
全部取ろうとして、失敗する姿が目に浮かぶようだ……。

西、東、正面と3手に分かれるカムイですが、いかんせん人手不足の感があります。
これで民家を尋ねろというのも、なかなか酷な……と、てんやわんやしてしばらくすると、援軍の姿が見えます。

カムイ「あなたは誰ですか?」
ルーナ「はぁ!? まさかカムイ様、あたしのこと覚えてないっていうの!?」

またこのパターンか……(※1)。

やってきたのはカミラ姉様の部下、ベルカさんとルーナさん。そして、なんとカミラ姉様ご本人も登場です。

なんでも、優秀な兄さんと弟がこっそり任務を肩代わりしてくれたとのこと。民家を回りきる必要のある防衛マップにおいて、ドラゴンナイトほど心強い味方はいません。なんかロングアーチっぽいのが見えるけど気のせいだ。
とにかく、この二人に関しては、カミラ姉様が身元を保証してくれるので安心ですね。

いろいろ試した末、正面の固定放題(今なら定額で弓矢パケ)にゼロさんを設置し、右にエルフィさんとハロルドさんのコンビを送って通せんぼ。左にサイラスさんとジョーカーさんを送って、サイラスさんの更なる秘密を探る構えをしながら、残りのみんなは真正面の防衛にあたります。

びゅんびゅん飛んでくるペガサスナイトをカミラ姉様で追いかけまわし、防陣を組みながら強引に民家を訪問。

「なんとこの町が戦場に!? これをどうぞ」

10000Gを手に入れた!
このノリはうそだろ!? 働くのがばかばかしくなってくるな!!!

ところで、戦闘モーションに妙な丸が写ってるなあと思ったら、魔法放題(経験値も安心楽々HP1残し)がありました。すっかりわからなかった。
指南を読んでおくべきだったな。いや、読んだんだけど、まさかこんなに序盤に出てくるものだとは……って、もう10章だったっけか。

ものっすごい苦労を重ねた末、戦略と少しだけ運を交えながらずるずる後退。最期にはグリーンゾーンにまで追い立てられて、残されたみんなで必死の防衛。
強すぎて経験値が入らないからカミラ姉さんには頼らないぞ、と思っていたけれど、カミラ姉さんに頼らないと無理だった。
そっとタクミさんの懐を覗いてみると、「特効薬」が入っていて、ほっとしました。なんかの能力アップ系アイテムだったら頑張ってたかもしれない。 便利だけど、とらなくてもいいや。

あと1ターンも持たなかっただろうなあ。これって、上手な人はタクミさん倒せるのかな?
そんなこんなで、15ターンを耐え抜きました。

タクミ「くそっ、こんなに被害が出ては、これ以上の進行は不可能か…!」
カムイ「いいですか?この戦は…あなたたちの負けです」

あれ、なんか、勝ってる雰囲気。
カムイと口喧嘩をしようとすると、カミラ姉様が防陣の構えに入るので、タクミさんはなかなかダメージを与えられません。

タクミ「お前さえ来なければ白夜王国は平和だったんだ!あ、頭が…!」
カムイ「大丈夫ですか?」
タクミ「触るな!! 汚らわしい暗夜王国の者が、この僕に軽々しく触れるな!」

タクミさんの話によると、どうやら、リョウマ兄さんがすでに虹の賢者にお参りを済ませたようです。

カミラ「マークス兄さんも霊験あらたかだから、大丈夫よ」

敵を倒したので、船が出ることになりました。ところで、タクミさんの竜脈で水おもいっきり引いてたけど大丈夫?

【今日のおさらい】
ベルカ…ドラゴンナイトの仕事人。ところで、部下組は必殺時に上司と似通ったセリフがあるようなのですが、「可愛がってあげる」がキャラに似合わずというか、カミラ姉さんの影響なんだろうなあと思えて可愛い。
ルーナ…ツンデレの可愛らしいところを凝縮したようなお嬢さん。とっても可愛いマーシナリー。「勘違いしないでよね!」が凛として素敵。

【今日のきょうだい】
エリーゼ「あたしが肩でも揉んであげちゃうよ?」
船の上にて。長旅で疲れているだろうに、この気遣い。なんて献身的な妹でしょうか。
エリーゼさんは、回復とかかけたときの「やっちゃうよ〜!」が可愛い。早くクラスチェンジさせてやって、魔法使いになったエリーゼさんの攻撃ボイスも聞いてみたいものです。

※1:またこのパターン…過去についてぼんやりしているのは、知っている体だと説明がはかどらないからなんでしょうね。