7 FEif プレイ日記 その5

ファイアーエムブレムif 暗夜 プレイ日記

その5

第14章 楽園の歌声〜第17章 裏切りの魔窟


14章 楽園の歌声


【今日のマイキャッスル】
立て続けに外伝に寄ったので、マイキャッスル事情がすっかりたまってしまいました。
いろいろ改装したり、レベルアップしたりしております。

まったりしながらマイキャッスルを巡回。
温泉で、またもやカミラ姉さんにばったり会います。このために温泉を建てた節がある。

仲間の方も、いろいろと支援会話が溜まってきました。

ゼロさんのアノ妙にいやらしい喋り方が取れて面白かったので進めていたゼロさんとアクアさんが支援A。
話題はお天気の話です。ようやく雑談ができるようになりました。

なんか、この縁側の雰囲気が好きだなあ。ちょっとだけお日様のにおいがする。
本当はこの二人をくっつけちゃおうと思ってたんですが、ほのかな友情を感じたので、別の組み合わせにしてみようかなあ。

しんみりしていた一方で、武器の名前を開発していたオーディンさんとゼロさんが、真紅のミステルトィントィンと怒涛のギンギンロッドを開発しました。
おい。おい。何やってるんだ。小学生か。
不敬ながら、笑いが止まりませんでした。この人たちは本当に自由だなあ。
ゼロさんがオーディンさんにもあの口調なのは、ひょっとしてからかってるんだろうか。

そして、ジョーカーさんとカミラ姉さんが支援Cになりました。

カミラ「カムイのお世話は全部私がするわ」
ジョーカー「結構です。カムイ様は私の主です」

ああ、この組み合わせ、すごく面白い。

そして、ルーナさんとサイラスさんが支援Bに。
どちらが一番かをめぐって素振り勝負です。
この組み合わせ、平和でいいなあ。

それにしても、ファイアーエムブレムの支援会話で『訓練』は定番ネタなのかもしれない。
一応、みんな軍人さんですからね!

ミューズ公国、アミュージア。
カミラ姉様曰く、今回はパパキャッスルに戻らず、中立国であるミューズ公国で落ち合う手はずになっているそうです。

カミラ「この地で表立った戦闘行為をすれば、国の信用にかかわるもの」
カムイ「そうですか。それなら安心ですね」

暗夜王国に信用なんてあるんですかね?

レオン「気を付けなよ。中立であるってことは、いつ白夜の者が現れてもおかしくないんだから」
カムイ「レオンさん…!」
レオン「久しぶり、カムイ姉さん」

というわけで、久しぶりに現れるレオンさん。
ふふふ。姉さんと呼んでくれるのは嬉しいな。

オーディン「レオン様ーっ! やっときてくださったんですね! 俺もうお傍を離れている間心配で心配で煩慮の念が永き虚無に廃されるのではないかと…!」
ゼロ「いったいどんなコトをやらされてるのか気が気じゃなかったんですよ…?」
レオン「近い近い顔が近い!」

相変わらずの臣下ふたり。
これからは、レオンさんも戦ってくれるようです。

ここアミュージアでは、いつも歌と踊りのショーでガロン王を歓迎してくれるそうです。
顔色と愛想のよくなさそうなガロン王の前で芸をするのも、なかなか大変なことでしょうね。
割と褒めてくれはするので、ひょっとするとやりがいはありそうですが。

カムイ「とはいっても、シュヴァリエであんなことがあったあとにショーを楽しめるでしょうか。あんなやり方、私には間違っているとしか思えませんし…」

そうやって、毎回毎回地雷を踏むんだからな!?

レオン「カムイ姉さん、こっち。ちょうど父上が到着されたところなんだ」
カムイ「お父様!」
ガロン「反乱兵のみならず、武器を持たぬ町の者たちまで根絶やしにしたそうだな」
カムイ「あの、町を回って結果的に物資や軍資金をもらってから全滅させるような形になってしまいましたが、その件に関してお話があります」
ガロン「よくやった、カムイ」
カムイ「えっ!?
ガロン「お前がシュヴァリエ公国を壊滅させたという報せを聞いて、とても誇らしく思ったぞ。効けば、始末される反乱兵を楽しそうに眺めておったそうではないか。ガンズも褒めておったぞ」
カムイ「が、ガンズさんまで!?」

ああ、また誰かが話を盛っている!!!

カムイ「お父様、ちょっと話したいことが」
マクベス「カムイ様、ショーが始まるようですよ。そろそろ席についてください」
レオン「とりあえず、あとにしなよ。姉さんたちの席はこっちだよ」

お父様とのお話は叶いませんでしたが、ああ、きちんと自分のぶんの椅子がある幸せ。
そういえば、アクアさんの姿がないようです。

軽快な楽器の音とともに、ショーのムービーが始まります。
アクアさんにとてもよく似た人が、手のひらから水を振りまきながら、舞台で華麗に歌い、踊っているムービーです。

???「闇〜〜〜へと〜〜〜♪」
 \ハッ・ハッ/
???「進み〜〜〜行く〜〜〜♪」
 \ハッ・ハッ/
???「虚ろ〜〜〜〜〜白亜(※1)の〜〜〜王座、己を〜〜〜〜全てを〜〜〜あざむーいて〜〜〜」
 \ハッ/

なんだこれ。
なんなんだよこれ。

ガロン「う…ぐ、ぐあ……!!!! ぐぁあぁ ぉおう ぁう!」

歌を聴いたガロン王は、なぜか白目を剥いて苦しみだします。

この『黒き歌姫』のムービー、ストーリーからは剥離剤が要らないくらいものすごく浮いている気がしますが、キレッキレのダンスが妙に好きで、資料室で繰り返し見てしまうムービーです。

それはいいんだけど、一体これはどういうことなんだ!?
まさか、まさか、マクベスさんがアクアさんとよく似た人と組んで、ガロン王の脳みそとだけ共振する戦慄を奏でて王を暗殺しようというのか!?

マクベス「ひえぇ…ガロン王様! どうなさったのですか!?(驚愕)」

あれ。マクベスさんにも心当たりがないっぽいぞ!?

マクベス「兵たちよ! 歌姫を捕らえなさい! あの歌には、何らかの呪いが込められているに違いありません!」

なんという言いがかり。
ほ、ほら、お父様も歳だから、いろいろとさ……! しかし、今回ばかりはマクベスさんが正しいようです。

カムイ「の、呪いですって?」
レオン「姉さん! とにかくあの歌姫を捕まえないと! あれ? 舞台に、誰もいない…?」
カムイ「でも、まだ遠くには行ってないはずです!」

そこへ現れる、白夜の兵士たち。

クマゲラ「待ちな、暗夜の者。我々はこの戦争に勝利するため、今ここで…ガロン王を始末する」
カムイ「なんですって…!?」
レオン「なるほどね、あの歌姫は、お前たちの仕業か」
クマゲラ「なに、歌姫だと? 何のことだ?

唐突に始まって終わったガロン王暗殺未遂。
それとは別に関係ないけど、中立国でなぜか始まる別件での何か。

思い思いの思惑が衝突しすぎて立体交差どころか多重追突事故を起こしていますが、それはそれ、今はこのミュージアムでクマゲラさんを倒さなくてはなりません。

そこへ、さっきまで舞台で歌っていたっぽい人にとてもそっくりなアクアさんが走って戻ってきました。

アクア「これは何の騒ぎなの、カムイ」
カムイ「アクアさん、どうしていたんですか」
アクア「ちょっと具合が悪くて……」
カムイ「席をはずしている間、怪しい女を見ませんでしたか?」
アクア「いいえ、見かけなかったわ」

しれっとおおお!
こいつしれっとおおお!!!

そして、とばっちり白夜兵、クマゲラさんとの戦闘開始。

途中で、迷子のガルー族こと、狼のフランネルさんが仲間になります。なんてこった。歌姫を捕まえるどころか、不審な獣をミュージアムに入れておりますよ!

カムイ「どうしたんですか?」
フランネル「み、道に迷ったんだよ。それで、その…お前なら、助けてくれそうだなって思って…」
カムイ「声をかけてくれたのですか?」
フランネル「べ、別に…」
カムイ「故郷の場所は分かりませんが、仲間になってくれたら一緒に探すことはできますよ」
フランネル「そこまで言われちゃ、引き下がれねぇよ(尻尾ぶんぶん)」

ホントか? ホントに故郷を探す気があるか?
通り道にあったら寄っていこう的なノリじゃないのか?

仲間に加入したユニットに実際に家に帰られたら厄介なので、きっと故郷が焼けてるかツンデレを発揮してもう少しってなるかのどっちかでしょう。
どのみち、ロクなことにはならない予感がします。

お近づきのしるしに芸術的な毛玉とやらをもらいましたが、カムイは「……ゴミクズ…?」とつぶやきます。衝撃的です。

この章は細い通路をめぐって右へ右へと攻めていくマップなんですが、外伝を挟んだせいでユニットが妙に強く、3リセットくらいでいけました。
ゼロさんがクラスチェンジしていたことが大きかったですね!
右のボス前の「ドロー」を持った敵もそうとわかって、避けながらオーディンさんとゼロさんで中央上方の宝箱をゲット。さりげに中立国で略奪を働いているといえないこともないかもしれないですね。

レオン「きっと、あの歌姫は白夜王国の者に違いないね」
カムイ「どうでしょうか…」
ガロン「このミューズ公国の歌姫を全員始末せよ。反乱の芽は早いうちに摘んでおくに限る」
マクベス「承知しました、ガロン王様」
ガンズ「その命、我々にもお任せを」
カムイ「待ってください、お父様! それは…!」
レオン「いいから、姉さん! 死にたいのか!」

レオンさんが居なかったら、カムイは余裕で3回くらい処刑されてそうですね。
パラノイアの残機だって間に合わねえよ!

カムイ「レオンさん、それが正しいと思っているんですか?」
レオン「いや、父上には逆らえない…表立って動くことはできないけど、裏で動くことはできるよ。見当違いの方向を探させて、僕が始末したことにしよう」

レオンさんの爆弾発言に、突如としてレオンさんの持つ神器、ブリュンヒルデがチェレンコフ光を放ち始めます。

カムイ「危ない、レオンさん! 爆発します!」
レオン「姉さんの夜刀神も光ってるよ」
カムイ「これが虹の賢者様が仰っていた、『夜刀神・長夜』?」
レオン「姉さん、何を言っているんだ?」

いよいよどこぞのレオンさんの部下と言動が似通ってきました。

【今日のきょうだい】
ダークナイトのレオンさまが戦線に復帰。専用武器ブリュンヒルデが輝いています。鉄の剣も扱える王子様ですが、とりあえず、パラレルプルフで馬から引きずり下します。私、出来る限り特攻は受けたくないんですよね。
「塵になるがいい!」が王族の風圧を感じてとてもいい。「勝てると思った?」だとか、煽りがなかなかサマになってていいです。

【今日のおさらい】
フランネル…迷子のガルー族。「べっべつに! ぜんぜんそうじゃないんだからな!」のわかりやすくってちょろい子。でも、変身した様子がカムイのポケモン竜化とかに比べたら戦慄する程おっかない。
性格のチョロさ、騙されやすさに反して必殺時の「死んじまえよ」がああ〜〜〜!たっまんないな!!!
あとで呼びつけて撫でておこう。

ラグズとかベオクとかそういう前置きなしに獣耳が出せるまでに成長したファイアーエムブレム。そういえばカムイはエルフみたいなとんがり耳だし、なんていうか、次回作もよろしくおねがいしまーす!

※1:白亜…「アクアの王座」に聞こえて「そんなバカな!? 暗殺に名乗るとかそんなバカな!?煽ってるのか!?」ってどきどきします。

15章 鈍く崩れ落ちて


【今日のマイキャッスル】
リリスさんにフランネルさんが拾った牛乳を提供。
成長がへたれてるけど、あんまりアテにしてないので気にしないー。
フランネルさん、専用スキルで7ターン目まで確率でマイキャッスルの素材アイテムを拾ってくれるんですが、「そんな戦いとは関係ないスキル…」って思っていたら、めったに見ない素材ですら拾ってくれるのでものすごく便利だった。
オニキスとか、初めて見たよ。

そういえば言ってなかったんですが、前章で、思い出したように捕獲コマンドを使ってみました。
牢屋にて、アクアさんがササハラさん(モブ)を説得。

アクア「フーンフフフーンフフフーン♪」

鳴り響く歌声、とくに仲間にしたいわけではないので、歌を聞かせてから解放。
私は、モブユニットが経験値を持っていくのはあんまり好きじゃなくって。あ、なんかスキルを抽出したりできるのかなあ。

そして、ゼロさんとニュクスさんが支援B。
中身がお姉さんのニュクスさんと言動がアレな方向に大人(なのか小学生なのか)のゼロさんの組み合わせも面白そうです。

カムイ「暗夜王国側についたことは間違いだったのでしょうか」

いろいろありすぎて、思い悩むカムイ。
アクアさんを見かけたので、電撃インタビューしようとすると、なんとあの歌姫と曲目が同じです。まさか……!?あの歌は!?
え、そっから!?そこからか!?

何かを問いただす前に、アクアさんは、水の中に消えてしまいました。うっかり入水自殺かと思って、慌てて追いかけるカムイ。
突如現れたワープゲートに入りこんで、なんか妙な場所に出ます。

アクア「どうして、あなたがここに。早く戻りなさい」

そ、そういわれましても……。

異次元の扉を開いてしまったカムイ。
妙な兵士に斬りつけられて、うっかり囲まれる羽目に。
そこへやってきたのは、なんと、あの懐かしい顔ではありませんか。

ギュンター「カムイ様!」

ギュンターさん!!!ギュンターさん!!!

あ、分かった。
臨死体験だ、コレ!!!!!!!!!

謎の兵士が襲ってきたので、3人でバトル。
もしかすると、ギュンターさんと戦える最後のマップかもしれません。
これ、クリアしたらギュンターさんが鈍く崩れ落ちてしまうんでしょ!?

竜脈で写し身を出現させ、上方と下方から攻めます。ギュンターさんと防陣をしき…懐かしい感覚。ああ。リザイアをもっていっていたので、このステージは傷薬ひとつ使わないただのボーナスステージと化しました。

ギュンター「気が付いたらこの国にいたのです。命を失いそうになっていたところをこちらのアクアさんに……」

あれ、おじいちゃん、意外と助かってる?

アクアさんの説明によると、時空がずれて存在しているこの国はすぐそばにありながらも決して見えない国らしいです。

そんなわけがあるか……と言いたいところですが、謎の力で息子が育っているのでありうる気がする。
あってもおかしくないな。
あるかもしれない。

アクア「元の世界でそれを口にすれば、発言者の存在は泡となって消えてしまうわ」

なんともまあご都合主義のどうしようもない即死トラップを仕込まれてからすごすご帰ります。
それ誰か試した人がいるのかな?

やってきたのは、断崖絶壁。

アクア「いい? ここが元居た世界の、無限渓谷に相当する場所よ。ここから飛び降りれば、元の世界に帰れるわ」
カムイ「無限渓谷に落っこちたギュンターさんに酷な仕打ちを。いつもこんなことしてるんですか?」
アクア「泉ルートは私とカムイだけしかつれていけないの。ギュンターを連れていくにはこの方法を使うしかない」

あ、やっぱりお持ち帰りしても良いんだ。

そして、あっさり飛び降りるアクアさん。

カムイ「うわ、何のためらいもなく飛び降りましたね」
ギュンター「では、我々も参りましょう」
カムイ「私は泉のルートから…」
ギュンター「しんがりを務めます」
カムイ「はい」

目が覚めていると、ギュンターさんがいない。やはりだめだったのかと思ったら、時空のずれによってタイムラグ(※1)があるそうです。そんなあ。

アクア「その間に少しお話ししましょう。ねえ、あなたはこの戦争を自分のやり方で止めたいといったわね。それなら、あなたのやるべきことはガロン王を倒すことよ」
カムイ「お父様を!?」
アクア「いい、あれはもはや暗夜王ガロンではないわ。悪魔に魅入られた、この世のものではないなにかなの。これを見て、これは真実を映し出す水晶よ」
カムイ「あ、ニュクスさんに持って行っても」
アクア「これを使えるのは、レオンのようによっぽど強い魔道の才を持つ者か…あなたのように、竜の血を受け継ぐものだけなの」
カムイ「そ、そうですか」

父親を映して、水晶はあっけなく爆発四散
あれ? レオンさんが使うフラグだと思ったんだけど……。

カムイ「どうにかできないんですか?」
アクア「ショー会場でなんとかしてみたけどだめだった」

どうしてアクアさんが「闇へと進みゆく」だとか「虚ろ」だとか「己をすべてを欺いて」だとか「光去りゆく」みたいな内容の歌詞でガロン王を正気に戻せると考えたのかは定かではありません

カムイ「頼むから暗殺とかするときは一言相談してくださいよ。私だって、敵国で母親を爆殺した実績がありますよ」
アクア「そういうのではなく……方法は一つだけあるわ。白夜王国を制圧して戦争を終わらせ…ガロン王を白夜の王座に座らせるの」

いやいやいや、何を言ってるんだ!
そんな水晶みたいな便利アイテムが転がってるくらいだから、きっと探せばもっと別の方法があるって!
余裕であるって!

そんなことは全く考えず、カムイはガロン王を殺す方向に決意を固めます。

カムイ「戦争を終わらせるため、この悪の道を進んでみせます。例え誰にも理解されず、恨まれののしられようとも…」

ギュンター「戻りましたぞ」
カムイ「あ、ご無事でしたか」

そんなこんなで、ギュンターさんが復帰してくれました。

【今日のファイアーエムブレムif】
今回は新しいキャラもいないので、ファイアーエムブレムifを15章までプレイした感想などを軽く述べてみたいと思います。

ストーリーはなかなかぶっ飛んでるんですが、その分、見どころはあるというか、つながりは悪いけど一個一個のイベントは面白くって、にぎやかで楽しいです。

「整合性? 知らんがこのシーンはサービスだ!!!楽しめ!!!」という熱意を感じます。

ファイアーエムブレムif、キャラクターがほんとに可愛くって、とくにキャラクターのセリフの多さには目を見張るものがあります。
レベルアップ時の成長に応じた一言コメントや、防陣、攻陣の際のセリフ。さらには支援会話の豊富さと、結婚イベントの作り込み。マイキャッスルでのほのぼのした雰囲気を見ていると本当にそう思います。

まあ、支援会話はなるべく多く用意されているので、ずっと一つの話題を引っ張ったり、ちょっと物足りない組み合わせもあるのですが、それでもすばらしく上出来だと思いますよ!

普通のゲームよりキャラクターが多いファイアーエムブレムですが、キャラクターに関して手抜きを感じません。
なにかと突っ込みばかりですが、心底楽しんでいます。

※1:タイムラグ…なまじ星界で子供が成長しているだけに、1年とか10年とか平気で経っていそうで怖い。

16章 白夜侵攻


【今日のマイキャッスル】
マイキャッスルに戻ると、唐突にフェリシアさんが戻ってきてくれました。北の城砦を守っていたけど、なんだかいてもたっても何もイベントが起こらないのでつまらなかったようですね。

ギュンターさんとフェリシアさんが加わり、カムイの臣下も充実してきました。
これで目いっぱい甘やかし……てくれるのは多分ジョーカーさんだけだな。

ギュンターさんとカムイで支援C、ほんのりと昔話。
それと、ジョーカーさんとギュンターさんが初期で支援Cを持っていました。
いなくなったときは何も言ってなかった気がするけど、とりあえず存在が他者から認識されて一安心です。

カミラお姉さまが食卓を彩ってくれようとしましたが、焦げたステーキになってしまった。あれ、意外。料理得意そうに思えたんだけどなー!
まあ、暗夜の第一王女ですし、料理なんてできなくても良いですよね。

牢屋には誰もいませんが、「埃っぽくていい」と、フランネルさんが楽しそうにしていました。

流石に部屋に旦那さんがいるのに人を呼びつけるのがはばかられるので、ピエリちゃんと一緒にマイルーム。
ピエリ「ピエリもあなたも、人殺しなの! ピエリ、こう見えてお胸は大きいのよ!」
ううう。下手なところ触ったら殺されてしまいそうだ。
だが可愛い。


ガロン「よく戻ってくれた、ギュンターよ。歓迎しよう(命令した人)」
ガンズ「よくぞご無事で、ギュンター殿(突き落とした人)」
ギュンター「…………」

そりゃ無言にもなるわ!

なんだか急に言及されるようになったギュンターさん。
そろそろ白夜王国と本格的な全面戦争です。うわーい!

ガロン王「港町アミュージアに陣地を置き、先発部隊を白夜領内に送る。カムイ。お前がその先発部隊の指揮をせよ」
カムイ「分かりました」

うっふっふ。久しぶりにまともな指示を聞くと嬉しいですね。

ガロン「進軍には陸路でなく海路を使え。わしは頃合いを見計らい陸路から兵を送るので、いったん帰る。マクベス、ガンズ。お前たちはわしとともに来るが良い

ほんっと、ありがとうお父様。すっごく助かる。

マクベス「カムイ殿、誰も言及しないのでアレなんですが、昨晩はアクア様とどちらにいらっしゃっていたんですか」
カムイ「え?」
マクベス「お出かけしているところを見たのですが、白夜の者と内通してたんじゃないですか?」

どうする、カムイ。
またもやお父様の地雷を踏んで仮想クローンナンバーを増やすのか!

カムイ「…いえ。散歩をしていただけです」
マクベス「散歩?」
カムイ「昼間のミューズ公国での戦闘を思い出していたら、なんだか気持ちが昂ってしまって。アクアさんと見回りをしていたのですが、怪しい兵と出くわして、私に対して威嚇するものですから…その兵たちを、皆殺しにしてしまいました」
マクベス「なっ…!?
アクア「カムイ?」
カムイ「ほら、私とアクアさんの服に、昨日にはなかった返り血がついているでしょう? 王族である私たちに攻撃したのですから、部隊ごと始末されて当然ですよ。」
マクベス「い、いえ、立派なことでございます…(ドン引き)」
カムイ「お褒めにあずかり光栄ですよ、マクベスさん」

急にどうした、カムイ(二度目)!

なんか、昨晩のほのぐらい決意を経て、カムイが開き直ってきた。
血で汚れたら着替えようとか、歌姫を連れて見回りをするなよとか、いろいろ言いたいことはあるけれど、あまりの怒涛のキャラ変更にマクベスさんの理解が追いつかなかったようで、追及がそこで止んだので良しとしましょう。

アクア「急にすらすら言い訳するからびっくりしたわ」
カムイ「嘘は言ってないですし……」
アクア「あなたが暗夜王国に染まったのかと思ったわ」

海路から侵攻するべく、レオンさんと手配した船を待つカムイ。

レオン「…あ。そうだ、さっきマクベスから軍資金を預かってきたんだ。少しだけどお役立てください、だって
カムイ「え、こんなに?」

ま、まさかのデレ期!?

レオン「どういう風の吹きまわしだか知らないけど、もらえるものはもらっておこう」

うっわあ、どうしよう。さっきのでマクベスさんの好感度が上がったんだろうか。

すごく悪役の周りなのに仕事上の関係で律儀に相手してくれる上に、ちまちまわっかりやすい嫌がらせを欠かさないマクベスさんが愛おしくなってきたぞ。

白夜のユキムラ軍師とは結婚できるって聞いたんですけど、マクベスさん、マクベスさん聞いてますか。マクベスさんって魔法使いでしたっけ?魔力いくつですっけ?
いや、今回はもう結婚してるのでアレなんですが、ホラ。二週目から自殺しようとしてるところを引き留めて仲間になるとかありませんかね!?
マクベスさんがガロン王を裏切り、玉座に座りながら世界の半分をくれるとか言い出したら、バッドエンドだと分かっていてもくらっときてしまうかもしれない。

なんていうか、なんていうかさあ。なんかこう、お仕事の出来る人だけど小物っぽさが……。

レオン「姉さん、後ろ!」
カムイ「!?」

プレイヤーの煩悩を振り払うように、攻撃をしかけてくる何者か。
一体誰が……と思ったら、聞き覚えのある声が聞こえてきます。

マークス「見事だ、カムイ。…いい反応だったぞ」

マークス兄さんかよ!!!
タクミさんかと思ったよ!!!

カムイ「久しぶりの再会なのに急に斬りかかってくることはないでしょう」
マークス「実力が本物か試したくてな」

お仕事を全部済ませてカムイのために加勢しに来てくれた暗夜の第一王子。
斬りかかってくるのは、あれですよね。ハグの代わりというか、たぶんものすごくはしゃいでいます。
これからは、マークス兄さんも一緒に戦ってくれるようです。

ラズワルド「マークス様、ご無事でよかった」
ピエリ「マークス様、会いたかったの! カムイ様はばっちり守ったのよ!」

ふっふ。

アクアさんもご挨拶。これで、暗夜のきょうだいみんなが揃いました。

航海は巡分満帆。白夜の船と出くわすこともなく、何事もないかのように進んでいくところですが、突如として暗夜兵から報告が入ります。

暗夜兵「報告です! マークス様、カムイ様! 船内が賊の襲撃を受け、わが軍の軍資金が略奪されています!」
マークス「なにっ!? 賊など、一体どこから…」
暗夜兵「どうやら賊は、船内に忍び潜んでいたようです!」

というわけで、船内の賊と交戦開始。
マップの隅にそれぞれ4人いる緑ユニットの暗夜兵に話しかけ、ボスかどうか確かめて進むマップです。

時間制限こそないものの、毎ターン、マクベスさんから渡された大事な軍資金が目減りしていきます。シロアリみたいなことしやがる!

左にカミラ姉さんとカムイ、マークス兄さんを向かわせつつちまちまレベル上げ、右にオーディンさんとオフェリアちゃんをやって、船の中を制圧していきます。

自分のフィールドだからなのか、増援も来ることがなく、比較的簡単めなマップではありました。それでも、やっぱり何度かリセットをせざるを得ませんでしたが。

変装を見破るため、パルレで鍛えた繊細なタッチで、兵士の顔をぐにぐにしていきます。もしも敵なら、顔面を触られるのは嫌なはずです。

最初にアタリを引いてしまったら、経験値的な意味で嫌だなあ……と思っていたのですが、一番右の奥まったところで、怪しい緑ユニットを発見。

暗夜兵「…お、おいやめろ!勝手に触ろうとするな!」
マークス「なに? 暗夜の盗賊!? 忍者じゃない!」

……。 忍者じゃ、ない……。
忍者じゃ、ないのかあ……。

アシュラ「見つかったものは仕方ない…あんたらを倒して、船を乗っ取らせてもらう!」

キラーボウにビビりつつも、無事アシュラさんを撃破。
弓兵はねえ、どうしても、なんていうかね。せめて近撃弓でも持っていてくれればねえ……。

マークス「戦は決した。おとなしく我々に降伏しろ」
アシュラ「わかったよ。で、俺の処遇は? できれば命だけは助けてほしいところなんだけどな」
マークス「とりあえず、船室で大人しくしてもらおう」
アシュラ「へいへい、おっかねえなあ」
アクア「白夜王国行きの船に乗ってどうするつもりだったの?」
レオン「理由を聞いたって無駄だよ、アクア姉さん」
アシュラ「! アクアだって……!?」

アクアという名前に反応した盗賊。
どうやらこの盗賊、アクアさん誘拐の手引きをした盗賊のようです。そして、フウマ公国に滅ぼされた、今は亡きコウガ公国の生き残り。

カムイ「白夜王国出身の、元忍ですか…。ですか…」
アシュラ「あんた、話が分かりそうだな。もし俺をここで助けてくれるなら、アクアの従者としてお前たちに力を貸してやるよ」

レオンさんとカミラ姉さんが心配して始末するように勧めてきます。

うーん、アクアさんの部下かあ。カムイの部下になれば助けてやらないこともないんだけどなあ……。
カムイ、キャラ変更の真っ最中だし。
まあ、私、基本的に忍者は助けることにしているので、「忍者関係の人」ってことで、いちおうひとくくりにして助けてあげましょう。

アシュラ「俺は絶対に裏切らない。約束する。ありがとう、カムイ様。あんたは命の恩人だ…」

アシュラさんがかじったせいで、マクベスさんからもらった軍資金は5300Gくらいになりました。もう!初めてのおこずかいだったのに!
沢山働いてもらって、身体でしっかり返してもらうことにしましょう。

【今日のきょうだい】
16章にして、マークス兄さんが軍隊に加わってくれました。もうちょっと章がかかるかと思ったけど、意外と早かった。
手加減してくれるやさしさを持っているのはわかるんですが、出会い頭に斬りつけてくるのは男主人公のときだけにしてくれませんかね!

【今日のおさらい】
アシュラ…元忍関係の人。顔を触られて変装がばれた。コウガ公国の再建を目指して奮闘中。命を助けてあげて仲間になってくれるパターン、アツいですね。とってもアツいです。
なんか恐ろし気な選択肢が出たけど、これが後々に誰かの加入フラグとかとぶつからないといいなあ。

それにしても、今回のタイトル全然『白夜侵攻』ではないんじゃないでしょうか。
どちらかと言えば、『アシュラ侵攻』じゃない?
私、メモを読み返しながら「あれ? アシュラさんってどのタイミングだっけ」って悩んでしまったよ。

17章 裏切りの魔窟


【今日のマイキャッスル】
闘技場にて、アシュラさんが早速の出場宣言。加入したばっかりで誰とも支援が付いていないので、誰も駆けつけてくれません。
なんか、なんかごめんね……!
中盤から加入する上級職ユニットって、なかなか出す機会が無くてですね……。

ところで、アドベンチャラ―の弓の2撃目モーションというか、くるっと宙返りしながら弓を放つ動作は本当にかっこいいですね。

アシュラさんは見事1勝をあげ、牛乳を増やして持って帰って来てくれました。なんか、アシュラさんが闘技場をやってるとパチンコで景品を持ち勝ってくる父親みたいな雰囲気があるというか。いや、ありがとうございます。

結婚しておいて部屋に呼びつける男性はジョーカーさんとか親友とか、あるいは家族か、旦那さんの知り合いだけにしようと思っていたんですが(それもそれでどうなんだ)、フランネルさんのハートが付いていたのでついうっかり呼んでしまいました。
フランネルさんなら、たぶん大丈夫でしょう。わしわし撫でておきました。

マークス「買い物は従者に任せていたから、新鮮な気分だな」

武器を買ってあげようとすると、マークス兄さんが少し嬉しそうな顔をしていました。
暗夜の第一王子に命令を下せる存在は貴重ですね。
こんど料理をしているところも見たいなあ!
兄さんとシャーロッテちゃんの支援がCに。
いい子ぶりっこが通用しない兄さんであった。堅物ぅ……。

カムイ「ふぅ…軍資金が半分近くまで減ってしまいましたが、無事、海を渡れたようです」
コタロウ「お待ちしておりました! カムイ様!」

海についたカムイ一行を、フウマ公国のコタロウさんが出迎えてくれます。
フウマ公国。なんだか、どっかで聞いた名前ですね。アシュラさんの元実家を滅ぼした人たちです。

カムイ「でも、フウマ公国は白夜王国の領内にあるのでしょう。こっちに味方して大丈夫なんですか?」
コタロウ「友好国なので、問題ありません」
カムイ「そうですか」

というわけで、白夜王国に攻め入るために最も適した道を通してもらえます。

カムイ「ありがとうございます」
コタロウ「いえ、道案内のみで恐縮です」
フウマ兵「報告です、コタロウさま!」

そこへ、白夜王国の忍びがやってきて、フウマ公国内で戦闘が起こっているとの知らせが入ります。

コタロウ「戦争が始まってからというもの、こうして頻繁に白夜王国の者が我が国に攻め入ってきているのです。我々は白夜王国に攻撃などしたことがないというのに…」
カムイ「暗夜王国と仲良くしてるからですか?」
コタロウ「はい。今の我々には手配できる兵が少ないのです」
カムイ「…」
コタロウ「…」
カムイ「……」
コタロウ「……あの、力を貸してくだされば心強いのですが」
カムイ「わかりました。あなたたちが私たちに味方しているせいで苦しい目に遭っているのなら、暗夜王国軍として、それを助けるのは当然です」

というわけで、忍者集団と戦闘……。

マークス「こちらの白夜兵はすべて戦闘不能にしたぞ、カムイ」
アクア「私の方も、何とか片付いたわ」
エリーゼ「こっちも終わったよーっ。カミラおねえちゃんとレオンおにいちゃん、大活躍だったんだから!」
カムイ「ありがとうございます、みんな」

待って、オープニングで終わらせないで。

エリーゼさんとアクアさん辺りなんかどうしたのかさっぱりですが、賊を適当にきょうだいたちがあしらって、順風満帆。と、その時です。

スズカゼ「危ない、カムイ様!!」
カムイ「えっ!?」

突如現れたマークス兄さん……じゃなくて忍者が、カムイへと襲い掛かります。

スズカゼ「カムイ様を狙うとは卑怯な… !? あなたは」
サイゾウ「! スズカゼ…?」
スズカゼ「兄さん…」

ifの兄さんはとりあえず出会い頭に人を斬りつける宿命でも背負っているのか。

サイゾウ「退け、スズカゼ。俺はフウマ公王に用がある」
スズカゼ「いいえ、私は暗夜王国の兵として、友好国の公主を守る義務があります」
サイゾウ「なに? お前、本気で言っているのか? お前が敵側につこうと、俺のことを殺しにかかろうと構わん。だが、あいつに…コタロウに従うことだけは、このサイゾウが決して許さんぞ!」
スズカゼ「どうしたんですか、兄さん」
サイゾウ「お前はなにもわかっていない! あの男、コタロウが父上にした仕打ちを! あいつの卑怯なやり方を! 今だって、あいつはカゲロウを人質に白夜兵に降伏を求めているんだ! お前はそんな奴に味方をするのか!」
スズカゼ「なんですって…!?」

事情は分かったけど、そんなんコタロウさんに言ってくれよ!
と、そこへ現れるコタロウさん。

コタロウ「おやおや、ついに敵の親玉をおびき出されたのですか。さすがカムイ様の部隊。素晴らしい実力をお持ちのようだ」
カムイ「…コタロウさん。この章のタイトルは」
コタロウ「裏切りの魔窟ですが、どうぞ続けてください」
カムイ「コタロウさん、あなたはカゲロウさんという忍を人質に白夜兵を降伏させようとしたのですか?」
コタロウ「いえ、とんでもない」
サイゾウ「くそっ! とぼけるな、卑怯者! お前だけは、この俺が殺してやる!」
カムイ「では、牢屋の中を見せてください」
コタロウ「ええー、それはちょっと……ふん。拾われ子の王女風情が偉そうに…」

カムイの追及に、がらりと態度を変えるコタロウさん。

コタロウ「そうだ、私は人質を使って白夜兵を脅していた…でも、それがなんだというのだ? あなたが暗夜王国側の人間なら、むしろ私を褒めていただきたい」

まあ、たしかに卑怯ではあるけど、サイゾウさんはフツーに殺しにかかってくるし、実際その策は機能しているのだろうか。

コタロウ「私は約束したのだ…ガロン王と。暗夜王国がこの戦に勝利すれば、私は広大な領土を賜り、大国の王として君臨すると!」
マークス「…なるほど。私はお前のようなやり方は認めん…」

兄さんNGが出たので、コタロウと交戦。
さっき思いっきり白夜兵をなぎ倒してなかったっけとか言っちゃダメです。

コタロウ「お前たちは口封じのためにここで全員死んでもらおう! ガロン王には、王女たちは白夜王国軍との戦闘で死んだと伝えておこう」

いや、カムイだけならともかく、さすがにマークス兄さんやレオンさんらが死んだらガロン王もご立腹なさるんじゃないだろうか。

この章では緑ユニットのサイゾウさんが、せっせとまきびしを拾ってくれます。
竜脈で扉を開けたり閉じたりできるんですが、いまいち使い道が分かりませんでした。

とりあえず、マークス兄さんを盾にしつつ、残りHPが1か2残ったところをレベルを上げたいキャラでちくちくと削っていきます。

何度か射程を間違えてやり直したりはしましたが、それでもターンをかけてよくて、狭いところでちまちま進んでよいマップは比較的楽でした。

サイゾウさんはまきびしを拾っている途中で深手を負って退場してしまいました。
まあ、緑ユニットだし大丈夫だろう。

強さとは関係ないけれど、からくり人形のビジュアルがめっちゃこわい。

アシュラ「死んでいった同胞の仇…滅びた故郷の仇…討たせてもらう!」
コタロウ「そんな、私の、野望が…私の、フウマ王国が……」

できればアシュラさんで仇をうってあげたかったんですが、セリフを聞くので精一杯でした。

サイゾウ「終わったか…これで、父上の仇を取ることができた」
スズカゼ「兄さん、私は、何も知りませんでした」
カムイ「地下牢に、カゲロウさんがいましたよ」
サイゾウ「…! 無事だったか、カゲロウ」
カゲロウ「かたじけない…! カムイ様たちと手を組んで、助けに来てくれたのだな」
サイゾウ「いや、あいつらとはここで会っただけだ。カムイ、お前たちのおかげでカゲロウや白夜兵は助かり、父上の仇も討てた。そのことについては、礼を言おう。だが、次に会うときは…正真正銘、敵同士だ。その時は、遠慮なく、その首をとらせてもらおう」

あ、もう連れ帰って妹にするとかそういう段階ではなくなってしまったようだ。

スズカゼ「カムイ様…」
カムイ「すみません、私の側についたばっかりに」
スズカゼ「い、いえ、そんなことは…!」
カムイ「これがもし、ファイアーエムブレムif 白夜王国だったら、サイゾウさんやカゲロウさんとも一緒に戦えたのかもしれませんね」
スズカゼ「別ルートのデータの追加購入は大変お得となっていますね」

ちょっぴり外伝に寄り道してから、章を進めます。

【今日のきょうだい】
サイゾウ忍者とスズカゼ忍者は双子のきょうだいですね。あんまり似てないような。
ほんとはサイゾウさんを無事に返してやりたかったんですが、どうしてもまきびしを拾うのに飽きたら敵の方に突っ込んでいってしまって……。

サイゾウ忍者と出会うのも3回目。すっかり戦友となっておりますが、白夜王国のルートでは、結婚なんてのもできるはずです。堅物がデレたときの破壊力はたまんないよね!

ただね、こう、暗夜の人たちと戦いたくないんだよねえ……。
オーディンさんもそうだけど、ピエリさんとかカミラ姉さんとか絶対、敵に回したくない!