7 幻想水滸伝 その3

幻想水滸伝 プレイ日記

その3

エルフの村跡地〜戦士の村


エルフの村跡地


(前回までのあらすじ)こんがり焼けました。

この辺から、ごっそりとメモが抜け落ちているので、攻略サイトと2週目を頼りに記述を進めています。
かなしみがいっぱいです。

ついさっきまでエルフの村だった場所は、見る影もありません。

バレリア「おそかったのか・・」
キルキス「むだでした。すべてむだだったんです。ひんこさま、おしえてください、ぼくのしたことはなんだったんですか?」

そんなあ。
ドワーフの金庫では、あんなにたのしくピポパポピピポポやっていたっていうのに……。

あああ。
あまりのことに、どうしたらいいのかわからない。

キルキス「これは、すべてがおわったらシルビナにわたそうと思っていた指輪です。
かわいそうなシルビナ。
この指輪は、だれの指にもはめられることなく無用になってしまった」

そう言って、キルキスさんは持っていた指輪を投げ捨てます。

お前ーーーー!!!!!!!!
お前、そんな死亡フラグ持ってるから!!!!!!!!!

グレミオ「キルキスくん。この指輪はきみの希望です。希望を捨てちゃいけません。
ほんのすこしでも希望があれば生きていける。それは、人間もエルフも同じだと思います」
キルキス「グレミオ・・・さん・・・」
グレミオ「ぼっちゃん、城へもどりましょう。クワンダ・ロスマンの軍をやぶり、焦魔鏡をうちやぶりましょう。そうでなければ、むくわれません」

城へ戻ろうとコボルトの村までやってくると、クロミミさんが兵士にかこまれています。

バレリア「おい、私が大人しく捕まれば他の者には手を出さないか」
「はっはっはっは。とりひきか。いいだろう。神にちかって手は出さない。おい、おまえら。のこりのうすぎたないエルフ、コボルト、反逆者の仲間はみな殺しにしろ

この流れ、ある種の様式美すら感じる。

抜けたバレリアさんの代わりに、クロミミさんがパーティーに入ります。
帝国兵を倒したものの、相手にはいくらでも増援がきます。
ひええええ。どうしよう。

マッシュ「ひんこどの。今お助けします」

マッシュさあああああああああああああああああん!!!

シルビナ「キルキスーーー! キルキス、キルキス、キルキス、キルキス、さびしかったよーーー」

と、そこへやってくるシルビナさん。
どうやら、スタリオンさんがすごい勢いで逃げ出し、マッシュさんに知らせてくれたようです。

お前ーーーーー!!!メロスーーーーー!!!
私がーーーーーーー!!私たちがーーーーー!セリヌンティウスウウウウ!!!!!

なにかあっても、スタリオンさんはキャラ設定的に助かりそうだとは思ってたけれども、まさかシルビナさんまで連れてきてくれるとは!!!!!

キルキス「シルビナーーー!」
スタリオン「おいおい、おれの逃げ足の話を聞きたくないのかい?」

うんうん!!!ちょっとあとで聞いてあげるからちょっと待っててね!!!

ハンフリーさんとサンチェスさんが、旧解放軍の生き残りを率いてやってきてくれました。
今なら、クワンダ・ロスマンの軍とも戦えます。

マッシュ「ひんこどの。どうぞ進軍の合図をおねがいします」
ひんこ「ようし、全軍出発」

場の勢いに任せて選択肢を選んでしまって、セーブできそうなタイミングを思いっきり逃した。

そして始まる戦争イベント。
慌てて、説明書を確認します。
1度目は無能な指揮官のせいでうっかり負けたので、エルフの村の焼け跡からやり直しです。
畜生。
でも、2度目にはエルフの村跡地を見ていたテンプルトンさんが仲間になったのでよしとしよう。

やりなおしてしっかり打ち勝ち、パンヌ・ヤクタに侵攻です。
クワンダ・ロスマンさんは改めて焦魔鏡を向けてきますが、同じ手は2度も喰らいません。
ドワーフの風火砲が火を噴き、鏡は砕け散ります。

キルキス「ドワーフの長!!」
ドワーフの長「わかいエルフどの。こんどは間に合ったようだな」

名前、わかんないけど、長ーーーーー!!!!

またルックさんの魔法に頼ろうと思っていたのですが、今回はグレミオさんとビクトールさん、キルキスさんとバレリアさん、クロミミさんで満員御礼です。
レベルアップが早いのでレベル差はそんなに気にならないんですけれど、装備品が使いまわしづらいのが難点ですね。

砦に押し入りドラゴンを倒し、クワンダさんとの一騎打ちが始まります。
説明書を開いてルールを確認。
なるほどなるほど、「こうげき」と「ぼうぎょ」と「すてみ」があって、すてみ→こうげき→ぼうぎょ→すてみ、と、3すくみの関係にあるようです。

クワンダ・ロスマン「ウォォ! やるなテオのこせがれ・・・こんどはこっちの攻撃だ!」

この世界の人たちってさあ、じゃんけんするにも「うなれ、俺の拳」とか「ならば挟み撃ちだ」とか次の手を匂わせるようなこと言ってきそうだよな!!!

一騎打ちでクワンダさんに勝利。

クワンダ「こ、こんなことが・・・ウィンディさまのブラックルーンが・・」
クロミミ「おまえがみんなをおかしくしたんだ。みんなをなおせ」
クワンダ・ロスマン「コボルト? なぜおまえは正気なのだ? うぉぉぉぉぉぉぉぉ、うでがぁぁぁ」
グレミオ「なにごとですか」
ビクトール「よくわからんが、ブラックルーンとやらが関係してるんじゃねぇのか。そう言ってたし」

ビクトールさんの語尾に「知らんけど」が幻視できた。

リセットなしで勝てたのはいいものの、クワンダさんは、どうやら様子がおかしいです。

クワンダ「こ・・これは・・いままでの・・ことは・・」

どうやら、ブラックルーンというもののせいで、正気を失ってしまっていたようです。
うーん、どうすっかなあ。
私の大切なエルフの森に関しては思うところがないわけでもないですが、コボルトも正常に戻ったようですし、エルフの3人も仲間になってくれたようなので、まあ、良しとしましょう。

キルキス「ぼくも解放軍に加えてください」
シルビナ「シルビナも!」
スタリオン「あ、おれも、おれも」
キルキス「シルビナはだめだよ。あぶないんだから」
シルビナ「だめ。もうシルビナはキルキスからはなれない」
スタリオン「じゃあ、おれも、おれも」

構ってやれよ。
可愛いんだけどこいつら。

ガランの城塞


クワンダ・ロスマンさんを破って3か月。
おうちに旧解放軍の副リーダー、フリックさんが遊びに来ました。

フリック「オデッサはどうしたんだ。なんで出てこない?」

そ、それはですね〜……。
マッシュさんが、フリックさんにオデッサさんの死を伝えます。
あの、やっぱりホントに死んでるの?(諦められてない)

フリック「じょうだんじゃない! おい、いいのかよハンフリー! サンチェス!
こんなやつにオデッサのかわりがつとまるのかよ!」
ハンフリー「・・・・・・・・・リーダーは必要だ。ひんこはよくやっている」

恨まれていると思っていたので、ハンフリーさんが結構高く買ってくれていてびっくりした。

気持ちの整理がつかないらしいフリックさん。
ビクトールさんをつれ、フリックさんと面談します。

フリック「ひんこ。俺はお前をまだ認められない。
だが、そんなことを言っている場合ではない。
だから・・・・・・おれからお願いする。一緒に戦ってくれ」

私は自分の意思に逆らって「いやだ」という選択肢でこたえたい衝動を必死に抑えたぞ!!!

というわけで、和解したフリックさんを伴い、西方を開放するために、ガランの関所に攻め込みます。
ここでの戦いは結構あっさりとすみました。

マッシュ「ひんこどの。相手の手の内が分からないのに、不用意に攻めるべきではありません。
ここはていさつをだしてようすをみたほうがよいと考えます」
フリック「いや! 敵は油断しているはず。ここはいっきにせめるべきだ! おい、みんなついてこい!」

おい、うちの有能軍師がダメだって言ってるだろ。
私を負け戦に巻き込むな。

間髪入れずにスカーレティシア城での攻防戦が始まりますが、毒の花ふんで近づくことすらできません。

というわけで、ビクトールさんとフリックさんと一緒に偵察にいくことになります。
解放軍のリーダーは、なにかと現場主義ですね。

グレミオ「ぼっちゃん。もちろん、わたしもいっしょに行きますよ」
ビクトール「グレミオ・・おまえはここに残れ」
グレミオ「なにを言い出すんですかビクトールさん。わたしがぼっちゃんを守らずに誰が・・・・」
ビクトール「グレミオ、おまえもわかるだろう。ひんこはもう一人前だ。
いや、りっぱな解放軍のリーダーだ。おまえのお守りが必要なガキじゃない」

その立派な解放軍のリーダーはさっきオッペンハイマーさんに惨敗したんですけど大丈夫ですか。

グレミオ「だ、だからといってわたしがいっしょに行っちゃいけない理由にはなりませんよ」
ビクトール「おれは”むしの知らせ”ってやつを感じることがあるんだ。グレミオ、おまえはここに残れ」

ええー。急にどうしたの。ビクトールさん。
さすがにグレミオさんがいなくなったらもう私はこのゲームを続ける気力があるかどうかわかりません。

グレミオ「ぼっちゃん。まさかぼっちゃんはわたしをおいていったりしないですよね」

グレミオさんを留守番させるのはいやなんですが、それでフラグを回避できるならちょっとの不在くらい我慢できます。

ひんこ「グレミオ、ここに残れ」
グレミオ「ぼっちゃん。ぼっちゃんまでそんなじょうだんを・・」
ひんこ「グレミオ、ここに残れ」
グレミオ「わたしはテオさまにちかいました。どんなことをしてもぼっちゃんを守ると。
おねがいします。ぼっちゃん。つれていってください。この身にかけて、ぼっちゃんを守ります」
ビクトール「グレミオ、おまえは足手まといになりかねない。あきらめろ」
グレミオ「ぼ、ぼっちゃん・・・・」
(以下ループ)

こんのひっつきむしが!!!離れろ!!!

何度断っても、グレミオさんはパーティーから離れてくれません。
リブロフか??? アビスゲートか??? ああん???
さすがにグレミオさんまで抜けてしまったら、私はこのゲームをクリアできる気がしないんですが。大丈夫ですか。

お守り代わりにパーティーにスタリオンさんを入れておきます(単なる趣味)。

西へ


この辺の町は、どうやらオッペンハイマーさんが名前を変えてしまったようです。
ラック・ビィルジニテことテイエンの町につくと、ヘリオンさんが仲間になってくれ、外であれば自由におふとんに帰ることができるようになりました。
ビッキーさんのテレポートと合わせると、一度行った場所への移動が格段に楽になりましたね。

毒のかふんに対処するため、薬師であるリュウカン先生を探してうろうろしてみたはいいものの、船が急流を通れません。

ゲンさんのセリフ、「俺が興味があるのは船」を「鉛」と読み違えていたせいで、めっきりどこに行けばいいか分からなくて迷子になりました。
なんということでしょう。


ついでに仲間もちょっとずつ増えてます。

鍛冶屋でグレミオさんの武器をレベルアップし、これだけレベルアップするってことは大丈夫ではないだろうかと自分を慰めます。
ねえ、さすがに大丈夫だよね。大丈夫だと言って!!!

3つの町と関所をうろうろとする長い放浪の末、ようやくゲンさんを訪ねることができました。ゲンさんはおとなりのカマンドールさんを呼び出し、船に乗っけるエンジンを見せてくれます。

エンジンを持ってプルミエ・ラムールへ行き、準備が出来上がるまで宿で休みます。

主人公のねがおを見ながら、ひとりごちるグレミオさん。

グレミオ「グレミオは、ぼっちゃんが小さなころからせわをしてきました。
ぼっちゃんが、弟・・・いや、息子のようにさえ思える時があります。
さいしょは、テオさまへのおんがえしのつもりでしたが、今は・・・・。
でももうぼっちゃんには、このグレミオの助けは要らないのかもしれないですね」

こっちが必死でフォローしてんのに自ら影を濃くするな馬鹿!!!

ゲンさんとカマンドールさんが徹夜で船を仕上げてくれたので、いよいよ進水式。
川を下って、リュウカンのいおりにたどり着きます。
ほんと辺鄙なところに住んでいるなあ。

リュウカン「おや、ここまで逃げてもむだということかい」

ミルイヒさんの城の毒の霧を解除する薬を作ってほしいとお願いすると、どこからともなくドラゴンに乗った派手な人が……きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!

ミルイヒ・オッペンハイマー「おはつにお目にかかります。わたくしは五大将軍の中でもその人ありと言われた、花将軍ミルイヒ・オッペンハイマーであります」

やたら面白そうな人なので、平常時なら手放しで喜んでるんですが、こっちはグレミオさんのフラグが気がかりで喜べません。
崖っぷちなんだよこっちは!!!

グレミオ「何を言う。五大将軍にその人ありと言われているのはテオさまだ!」
ミルイヒ・オッペンハイマー「おや、これはテオのところの下男。それにこっちはひんこ・マクドール。
ひんこ、皇帝陛下に逆らうとは、お父さまがないていますよ」

うるっせえ!!! パパのことは結構気にしてんだから!!!

オッペンハイマーさんは、リュウカンさんをソニエール監獄へと連れて行ってしまいます。
おじいちゃん、とばっちりにもほどがあるなあ。

困ったときのマッシュさん。というわけで、いったんお城に帰還します。

マッシュ「わかりました。わたくしに、良い考えがあります」

マッシュさんはビィル・ブランシェことアンテイにいるキンバリーさんとテスラさんを仲間に引き入れるといって、お手紙をしたためてくれます。
キンバリーさんの家に行ってお手紙を読み上げますが、キンバリーさんはそんなに乗り気でもないようです。
マッシュさんのコネってさあ、こう、一筋縄ではいかない人ばっかりですよね。
キンバリーさんは、一行からフリックさんを指名します。

キンバリー「あんたがあたしの相手をしてくれるんなら、仲間になってやるよ」
フリック「え、お、おれが? だ、だめだ。俺には心に・・」

決めた人がいたんだよな…………。

フリックさんが一晩飲みあかすと、キンバリーさんが仲間になってくれました。
テスラさんは、今はアルバートという偽名を使っているそうです。

ビクトールさんの尋問に引っかかって、思わず偽名に返事をしてしまうテスラさん。
すっかりモブかと思ったのですが、観念したとろで顔グラがつきました。

ソニエール監獄



囚われたリュウカンさんを救うため、ニセの命令書を手に、ソニエール監獄へと向かいます。

リュウカン「あんたらは・・・・そうか、わしの家に来てやっかいごとをひきおこしてくれた・・」

その節は誠にすみませんでした。

遭遇する帝国兵をなぎ倒しながら強引に進んだので、そろそろ拾い物のおくすりだけでなんとかするのも難しくなってきました。
あとは帰るだけといったところで、オッペンハイマーさんが立ちふさがります。

ミルイヒ・オッペンハイマー「おやおや、また会いましたね。コソドロが入ったと聞いて来てみたら、あなたたちでしたか」
ビクトール「ここで、決着をつけようじゃないか。手間がはぶけてありがたい」

あの、一度宿屋に戻ってセーブなどさせてもらうことは可能でしょうか。

ミルイヒ・オッペンハイマー「剣のうででおくれをとりはしませんが、今はあいにくそういう気分ではないので、あなたたちにはこれをさしあげます」

オッペンハイマーさんが掲げたのは小さなビン。

ミルイヒ・オッペンハイマー「このほうしは、ですね。人間を食べちゃうんですよ。人食いほうしですね」
フリック「なんだって! そんなものをどうする気だ」
ミルイヒ・オッペンハイマー「こうします」

そう言って、ビンを地面に叩きつけるミルイヒさん。

ミルイヒ・オッペンハイマー「われてしまいましたね。さあ、逃げないと大変なことになりますよ。
まあ、そっちはいきどまりですから、同じことですけどね。では、わたくしは、これで・・・」

扉には鍵がかかってしまっていて開きません。
これはまずい。嫌な予感がする。

グレミオさんがレバーを引き、扉の外へいくように促してきます。
おいまて、その引き金から手を離せ。
何か選択するようなまもなく、主人公は、半ば突き飛ばされる形で部屋の外に追い出されます。
やめろお!

グレミオ「ビクトールさん。このとびらはこちらがわしか開け閉めができないみたいです」
ビクトール「何を言ってる! だいじょうぶだ、なんとかなる。だから、早くこっちへ・・」
グレミオ「いえ、もう無理みたいです。わたしの足元まで、ほうしがきましたから」
ひんこ「とびらを開けろ、グレミオ!」
グレミオ「ぼっちゃん。グレミオは、初めて坊ちゃんの言うことに逆らいます」

画面はスクロールし、扉の向こうの様子を伺うことはできません。

・・・。

グレミオ「ぼっちゃん・・・そろそろお別れみたいです。
ぼっちゃん・・・・・ぼっちゃんは グレミオのほこりですよ。
お願いです。ぼっちゃんは最後まで信じることをつらぬいてください。
それがグレミオの・・・・最初で・・最後の・・・お願いで・・・・す」





しばらくすると、マッシュさんが助けに来てくれました。
グレミオさんがいたであろう場所には、衣服だけが散らばっています。

ひんこ「・・・・・・・・・・・」


ビクトール「まずは ここを出よう。ひんこには、休息が必要だ」


スカーレティシア城



プレイヤーも呆然としていて、しばらく操作ができませんでした。
おはようございますを言ってくれる人はもういません。

いやいやいや。
決定的な瞬間を目撃していないから、まだ……。

クレオ「戦争にはつきものかもしれないけど、それでも、なっとくできないよ」
カミーユ「聞いたよ。グレミオは、あんたを助けるために死んだってね」

やめて!!!
死んだことにするのやめて!!!

解放軍のリーダーになることは、果たしてグレミオさんの命と引き換えにするくらいのことだったんでしょうか。

フリック「ひんこ。オデッサがお前を選んだ理由もわかる気がする」

フリックさんもすっかり同病相憐れむという態度になってきました。
やめろ。そんな目で私を見るな。
おなじカッコでくくるな。

正式にリュウカン先生が仲間になったところで、城へと出陣です。

リュウカン先生が、「毒をふせぐ薬」を作ってくれました。
一度、対抗策ができてしまうと、同じ手しか使ってこない相手はとても楽に勝てます。
勝利したところで本陣に乗り込んで、ビクトールさんとフリックさんがパーティーに加入し、ああああーーーーーースタリオンさんもいない!!!!!!!!!!!!!!!選べない!!!!!!!!!!!!!!!!もうだめだ!!!!!!!!!!!!!!!この軍はおしまいだあ……!!!!!!!

失意のまま、スカーレティシア城に押し入り、城を覆う真っ赤な薔薇に火を放ちます。

ミルイヒ・オッペンハイマー「やめろぉぉ、わたしの、わたしのアントワネットに何をする気だぁぁぁぁぁ」
ビクトール「きさまはミルイヒ! ゆるさんぞ!」
ミルイヒ・オッペンハイマー「うぉぉぉ! いたい、いたいよぉ。うでがぁやけるよぅ」

ブラックルーンを失ったミルイヒさんの様子が、またもや豹変します。

ミルイヒ・オッペンハイマー「こ、これは、どうしたことだ・・・」

オッペンハイマーさんもまた、ブラックルーン影響を受けていたようです。

ミルイヒさんの処遇に関してはずいぶん迷うところもあったのですが、やっぱり、命はとらないことにしました。
ほかのみんなが十分に怒ってくれるので、それで十分です。
面白そうな人間をこれ以上失うと私の心が死にます。

フリックさんは、さりげなく、主人公を「リーダー」と呼んでくれました。

と、そこへやってくるスタリオンさん。

スタリオン「たいへんです。たいへんです」

お前〜〜〜〜!!!イベントだから!!!!いなかったのか!!
っていうか敬語使えるのか!!!!
スタリオンさああああああんんんん!!!!

新しく加わった忍者のカスミさんの報告によると、テオ・マクドール将軍がせめてきたとのこと。
ああ〜〜、今度は実父か。
さっきの以上に辛いことはないだろうから、今なら勢いでパパもやれる気がする。

だめだーーー。
グレミオさんを失ったことがつらすぎて、いろいろと麻痺している。

マッシュ「ここは一度かるく戦って、相手の戦力を見極めたほうが良いかと考えます」

マッシュさんの警告通り、テオ将軍率いる鉄甲騎馬兵には全く歯が立ちません。

マッシュ「このままでは解放軍の命運が尽きてしまいます。退却しましょう」
パーン「ひんこさま。ここはおれがくいとめます。早く逃げてください」

パーン!!!!
パアアアアアアアン!!!!
お前までいなくなったら!!! 私はどうすればいいんだ!!!

ひんこ「むりはするなパーン」
パーン「とめないでください。あなたは、ここで死ぬわけにはいかない。
グレミオにもらった命、むだにはできないでしょう」

あああああああ。
その名前を出されると、どうしても弱い。

パーン「まかせてください。ばんめしまでには帰ります」

そう言って、テオさんの前に立ちふさがるパーンさん。

テオ「わたしに逆らうのかパーン」
パーン「わたしは、帝国のためはたらき、一度はひんこさまを裏切りもしました。
しかし、今は・・・・今のおれは、自分がなにをしたいのか、どういう風に生きたいのか知っています」

テオさんは強く、どうしても歯が立ちません。

テオ「パーン、気が済んだか? どうだ、帝国に戻る気はないか?」
パーン「すいません、テオさま」

テオさんの誘いを断り、戦場に散るパーンさん。

テオとの戦い



レックナート「ひんこ・・・おきなさい・・・ひんこ・・・」

いい加減なにもかも放り出そうかと思っていたところで、レックナートさまがやってきました。
うわあ、すごいタイミングだ。

レックナート様の姉、ウィンディさんは、恐ろしい力を持つ27の真の紋章のふたつを手に入れようとしているとのこと。
決して負けないようにというお願いを添えて、レックナートさんはその場を去って行きます。

起きてみれば、フリックさんが火炎槍の存在を思い出しました。
オデッサさんの形見である火炎槍があれば、鉄甲騎馬兵にもかなうかもしれません、とのこと。

タイ・ホーさんを連れて船を漕ぎ、キーロフへと進んで、そのまま北のカノッサへ。

なんだか悲しすぎて露骨に歩みが早くなってきました。
色々なことを放り出す気力もありません。

秘密工場にいくと、ロニー・ベルという女性に、見たことのある小悪党二人が絡まれています。

解放軍のリーダーだと名乗ると、ロニーさんに奥に通してもらえました。
ルドンさんとケスラーさんも仲間になってくれました。

モースさんが鍛えた火炎槍は手に入りましたが、運ぶ手段がありません。
そこで、キーロフのクン・トーさんをさがすことになりました。
タイ・ホーさんの説得で、クン・トーさんは素直に船を出してくれます。

私、てっきり「火炎槍」って焦魔鏡みたいな攻城兵器だと思っていたんですが、火炎属性のエンチャントがついた槍のようですね。

というわけで、再びのテオさんとの戦いが始まります。
火炎槍のおかげで、こんどは取るに足りません。

ビクトール「ははは、すげぇ、すげぇ、鉄甲騎馬兵を焼き払っちまった。この火炎槍ってのは、たいしたもんだ」

ビクトールさんってさあ、結構ダーティーだよね。

マッシュ「テオ・マクドールどの。あなたの軍勢は、うちやぶられました。ここは、いさぎよく降伏してください」
アレン「なにを言うか! 我が軍は、最後の一兵になろうとも、降伏などするものか」
グレンシール「この命、帝国のため、テオさまのため、ささげましょう」

二人の部下を制止するテオさん。
テオさんは、主人公に一騎打ちを申し込みます。

この戦いでずいぶん消耗していたからか、それとも、パーンさんが削ってくれていた分か。
テオさんとの一騎打ちは、思いのほかあっさりと終わりました。

前々から、お父さんと戦う覚悟はそれなりに決めていました。
父親の死は確かにつらいけれど、プレイヤーとしてはグレミオさん、パーンさんの方が付き合いが長いので、比べたらそれほどショックなわけでもありません。
しかし、まさか真正面から、正気の父親と戦うことになるとは思っていませんでした。

皇帝の非情な命令に従う父親を止めるだとか、ブラックルーンに操られているだとか、どうしようもない状態になって初めて刃を交えることになるだろうと思っていました。
言い訳が一切ききません。
自分で選んだ道なのです。

テオ「りっぱに・・・なったな・・・」

テオさんは、アレンさんとグレンシールさんに解放軍に味方するようにことづけ、息を引き取ります。

もうさあーーーーーーー、私さあーーーーーーー、私、ちょっと帝国に寝返って、帝国の偉い人と仲良くなってこようか???
そうしたらさーーー、なにもしなくても2、3人暗殺できる気がするんだけど。
もう。……もう。

戦士の村



テオ・マクドールがやぶれたことにより、各地の勢力が反乱を起こしているようです。
そのスキをついて、反乱軍をまとめようということです。
ええーい、もう自棄だ!
このままロリマーの城砦を攻めます。

過酷なバトルを覚悟していたのですが、ロリマーの城砦には誰もいません。
その代わり、墓にはぼこぼこ穴が開いていいます。
なんだかひしひしと嫌な予感がしますね。

道中では、ビクトールさんに続き、クレオさんが一緒に来てくれるようです。
グレッグミンスターで一緒にシチューを囲んだ人間は、もう、クレオさんしか残っていません。
ううう……。

ロリマーを抜けて戦士の村にはいると、村は吸血鬼のうわさでもちきりです。
ネクロードという名前に反応するビクトールさん。
村長のゾラックさんの家で事情を聞きます。

ネクロードは、帝国兵をゾンビやスケルトンに代え、各地の村に女性を差し出せと要求しているようです。

(中略)

村長の話を聞いていたら、日が暮れました(※ほんとうです)。

夜も更けてきたころ、村長の娘、テンガアールさんは、クレオさんに話しかけるヒックスさんを見て慌てて引き返していきます。
どうやら彼女は、見習い戦士のヒックスさんが好きなようです。
いつもなら支援会話を眺めながらヒューヒュー言ってニヤニヤしてるところなんですが、今、心が喪中なのでどうしてもそういう気分になれません。
この二人のことは決して嫌いではない。
むしろ好きだ。すっごく好きだ。ファイアーエムブレムだったら速攻で支援あげてる。

どうしたら強くなれるのかというヒックスさんに、クレオさんは静かに答えます。

クレオ「そうだね。弱い奴が無理をすることはない。死んでしまったら、どうにもならない」

クレオさんまでいなくなったら城の屋上から身投げしてやるからな。

窓辺には夜更かしをしているビクトールさんがいて、自らの過去を少しだけ語ってくれます。
ネクロードさんは、かつてビクトールさんの村を襲ったことがあるようです。

たいへん申し訳ないんですけど、かつて夜に肩を並べて主人公と語らった女性はいなくなってしまったので、そういう話はできれば昼間にしてもらえるとありがたいです。

そして夜は明けて……。

ネクロード「おはようございます、みなさん」

いちおう、いちおうクレオさんも言ってくれたけど、グレミオの代わりにおはようございますって言ってくれるのがコイツってほんとひどすぎない???????

テンガアールさんを花嫁に迎えに来たというネクロードさん。

ヒックス「だいたい、昼間にやってくるなんて、吸血鬼のくせにひじょうしきだぞ!」

いろいろ悲しみがあって処理が追い付かなかったけど、このヒックス君の発言は満点だった。

ビクトールさんとともにネクロードさんに襲い掛かりますが、とても強いです。
渾身のワイロコマンドも通りません。

ネクロード「さあ、気が済んだでしょう。彼女を渡してください。わたしの記念すべき70番目の花嫁にしてあげますよ」

ヒックスさんが立ちふさがりますが、実力差があるのは一目瞭然です。
ヒックスさんの身を案じて、テンガアールさんが自ら一緒に行きます。

ヒックス「テンガアール! ぜったいぜったいぜったいぜったいきみを助けに行く!」

ネクロードさんは、一応、言葉の通りに主人公一行と村人は見逃してはくれました。