エルフ族データベース(書籍)


・エルフを見かけたら記録する。
・自分で読んだもののみ。
・とりあえず書籍

か行


『風よ。龍に届いているか』 ベニー松山著

主なエルフ
エレイン(男性/エルフ)、ハイランス(男性/エルフ)、ディー(女性/エルフ)、アルフォーリ(男性/エルフ)、アルドウェン(女性/エルフ)その他、エルフ族の賢者など
あらすじ
消息を絶ったパーティーの仲間を探し、大破壊(カスタトロフィー)を防ぐため、ジヴラシアほか仲間一行は梯子山(スケイル)に挑む。
エルフの位置づけ
Wizardryのエルフ。
かつては不死だったが、今の寿命は200歳前後。
「罵倒語の豊富さでは他の言語の追随を許さない大陸南西部のエルフ語」「エルフという種族は物事を整然と考え、結論を導く能力に長けている」等。
感想
主人公はニンジャ。
冒険者一行の時、主要メンバーのエルフ枠は大抵ひとりあるか、ないかなことが多いけど、多種多様なエルフがいて非常に嬉しい!
いちおしは「侍」のハイランス。エルフで侍とは、かなり珍しいのではないだろうか。冗談が好きで似合わない口ひげを生やした気の良いエルフ。
ほかには、ディーは週替わりで男を変えるような感じのエルフだったり、エルフのカバー範囲が広い(ただ、エンディングを考えるにディーのこの悪癖は収まったんだろう)。
カップリングとしては、主人公ジヴラシア(人間)とディーが結ばれる。
全編を通して重厚なファンタジーだが、僧侶が好んで馬小屋に泊まっていたり、「レベル2の呪文」など、ゲームのシステムネタがさりげなく登場する。
森林で暮らしていたエルフは宿の2階以上を好み、ドワーフなんかはもっぱら1階を好む、みたいな妙なリアリティが好き。
重苦しく暗いばかりの物語ではないが、キャラロストのあるWizardryの世界で、冒険者がかなり無残にたくさん死んだりするので注意。

さ行


『銃と魔法』 川崎 廉広著

主なエルフ
ギルバート・ケイン(男性/エルフ)
あらすじ
エルフとドワーフのベテラン刑事コンビがストリートギャングの逮捕に乗り出すが、事態は紛糾していく。
エルフの位置づけ
人間、エルフ、ドワーフ、オーク、ゴブリンなどがいっしょくたになって暮らしている世界。ややSF寄りのファンタジー。エルフは、「今はどこにでもいるただの人になりつつあった」とのこと。
感想
表紙からして、耳の尖ったエルフの刑事がタバコをくわえ、拳銃を手に持っている。
事あるごとに「フェラーリを買いたい」とぼやくドワーフは必見。
異種族が暮らしているだけあって、寿命の差によるキャリアの悩みなどが社会問題になっていたりするのが面白い。

た行


『ドラゴンラージャ』 イ・ヨンド著 洪和美訳

主なエルフ
イルリル(女性/エルフ)
あらすじ
ドラゴンと心通わせるラージャ。ブラックドラゴンを倒すため、ラージャを伴った討伐隊が組織されたが、彼らはドラゴンに敗れた。身代金の要求を伝えるため、主人公、フチの冒険が始まる。
エルフの位置づけ
「エルフと純潔のグランエルベール」の民。
美しく、背が高く、耳が尖っており、森を住処とする。
感想
この世界のエルフは、かなり超然としている。ひととは異なる哲学を持ち、ひととは違う基準で行動しているように思える。
イルリル以外のエルフは登場しない(多分)ため、だいたいイルリルの印象かもしれない。イルリルはかなり強いキャラクターだ。
敵対的で理解できない行動をとるというわけではなく、頓着のなさや根本的なところの違いを感じる。心が通じ合うし、一生の友達にもなれる。しかし、こっち側のルールで縛り付けることは不可能だろう……。

『ドワーフ村殺人事件』 安田 均/高井 信著

主なエルフ
リューク(男性)
あらすじ
ドワーフの賢者デュダととエルフの助手リュークの凸凹コンビがさまざまな事件を解決する、ユーモア系の推理小説。
エルフの位置づけ
SW(ソードワールド)の世界観のエルフ。
感想
仲の良いドワーフとエルフのコンビは大変に良いものだ。
高慢ちき属性の付きやすいエルフ族の中で、「〜です、〜ます」体でしゃべるエルフというのは貴重な気がする。

ま行


『魔法無用のマジカルミッション』 シャンナ・スウェンドソン著 今泉 敦子訳

主なエルフ
シルヴェスター(男性/エルフロード)、ライル・レッドヴァース(男性)、アール(男性)
あらすじ
権力への渇望をもたらす<月の石>を巡り、エルフロードと対立する。しかし彼らも一枚岩ではないようで……。
エルフの位置づけ
(株)魔法製作所シリーズの一作。舞台が現代のニューヨーク。長生きで、魔術に長け、耳が尖っている。歌で人間を魅了する。
感想
このシリーズにはちょいちょいエルフが顔を出すが、エルフが対立勢力としてスポットライトを浴びた回。
主人公ケイティとオーウェンのカップリングが基本となっているので、主人公ケイティがエルフに興味を示さない(魔力に免疫がある人間のため、魅了が通用しない)ので、視点が非常に面白い。古臭いファッションについて、主人公のケイティからさんざん言われている。
エルフたちがバンドメンバーのふりをするシーンは必見。

『緑の使者の伝説』 クリステン・ブリテン著 小林みき訳

主なエルフ
ソミアル(男性)、ショーデル(男性)、ほか名前のないエレティア族
あらすじ
学校を飛び出した商人の娘、カリガンは緑の使者の男に書簡を託される。
エルフの位置づけ
エレティア国(エルトの森)のエレティア族。
人の前からは長い事姿を消していた。
※:美しい容姿だと言われているが、耳が尖っているという描写はない。
感想
物語の序盤〜中盤に現れるソミアルは、魔物を退けたカリガンに手当てを施してくれるなど親切だが、人を「ひよこちゃん」と呼び、寝かしつける時に額にキスをするあたりなかなかだ。
後半に現れるショーデルはカリガンと舞踏会で踊るなどするため、物語の最後まで気は抜けない。あ、別に恋仲になるわけでもないしそれっぽい雰囲気になるわけではない。見せ場の一種である。