7 幻想水滸伝 プレイ日記 おまけ(108星コンプリート)

幻想水滸伝 プレイ日記 おまけ

(108星コンプリート)


長らく続いたプレイ日記も、ようやく書き終えることができました。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
これで心置きなく幻想水滸伝をやめることができるかよ!!!

私の心はあ!!! ソニエール監獄に落ちてんだよ!!!

攻略サイトを参考にしつつ、グッドエンドを目指します。
とはいえ、この日記を書いているのは、2週目をプレイしているときなんですけれどもね。

一応、データ取ってあるので、途中からでも始められるんですが、どうしてももう一度、早急にみんなの顔が見たい。

レオン・シルバーバーグ、レオン・シルバーバーグ、レオン・シルバーバーグ……(攻略情報の復唱)。

OPがないとか言ってましたが、説明書に載っていたプレ・ストーリーがたいへんに面白かったです。

グレミオさんをくすぐり、パーンさんをおどろかす傍ら、単身、サラディの村へと向かい、幸運の紋章を手に入れてきました。
序盤、主人公一人だけでレベルを上げて、サラディへと行くと村の住人からもらえるのです。
ふはははは!これが情報の力だ!
あまり意味はありませんが、グレミオさんに渡しておきましょう。

自宅があるのに宿に泊まっていく主人公に、マリーさんも不思議そうな顔をしています。

2週目だと、ただの親友だと思っていたテッドくんの言動が意味深ですね。
テッドくん、ウィンディさんについて探りを入れようとしていたのか……。

レックナート様の話も、非常に示唆に富んでいます(世界観の説明くらい真面目に聞いておけよ)。

今回の主人公は、ピースケ改め、シュトルテハイム・ラインバッハ4世。

前回選ばなかった選択肢で遊んでいたら、グレミオさんがホントに切腹しようとするわ、クレオさんが正論を諭してくるわでとても面白かったです。
過去の過ちを認める勇気を、人は持たなければいけません。

大体の選択肢は3回くらいでループするんですが、いくつかは「じゃあこっちでやっておきますんで」で済んでびっくりしました。
そしてマッシュさんの選択肢は、実質「今やりますか?」と「あとでやりますか?」である。
私さあ、マッシュさんの勧めを断れたことって結局ないよね。

2週目は、初回だと見逃してしまった名前がちらほら出てくるのが面白いですね。
マッシュさんを仲間にする下りで、カシム・ハジルさんの名前が出てきたのにはびっくりした!
ここからあの北の砦の戦いにつながるのか……。

どんなにおうちに置いていこうとしても、意地でもついてくるグレミオさん。
レッドストーン回路を持って出直してこい!

そして、ソニエール監獄。
行きでは存在すらダンジョンの仕掛けの一つに見えたレバーの音が、2週目ではこんなにも重い。
1周目は号泣していてきちんと見られなかったけれど、考えてみると、みんながいなくなってしまうシーンも、無駄死にとは思えなくて、決して嫌いなシーンではないんですよね。

次の戦場のスカーレティシア城は、場違いに優雅な音楽が流れていて、なにをするでもない、芸術家の二人がいて(仇の城に人がいて、それに話しかけられるというだけでもハッとさせられる)、ミルイヒさんとは剣を交える戦闘すらない。
憎しみにカッとなろうとすると、妙にほぐされるというか。距離をとってくれるというか。
ほんとにこのゲームは、この辺が上手で……。

そして、テオさんとの第1回目の戦いに。

パーン「まかせといてください。ばんめしまでには帰ります」
クレオ「きっとだぞ。パーン!」
パーン「ああ・・・・」

パーンさん、今度こそ、あなたを無事に帰してみせる……!

2度3度やってみたんですけれど、テオさんはやっぱり強い。
レベルも30くらいあるのにおかしいな〜、と思ってたんですが、拠点に売り出しているのって最強装備じゃないんですね。
町に買い物に行って、せっせとパーンさんに防具を買い与えます。

テオ「つよくなったな・・・・・パーン。アレン、グレンシール、引くぞ」
アレン「わたしにおまかせくだされば、あの男の首を とってごらんにみせますが・・・・」
テオ「わたしは 引くと言ったのだ。聞こえなかったのか?」

その場にへたり込むパーンさん。
勝った、ひとつ、運命に……勝った……!!!

物語を進める傍ら、108星を求めて、世界各地を回ります。
いやー、ずいぶん見逃していたなあ。

普通はやらかさないのかなってところでいえば、1週目ではクワバの砦がよっぽど面白かったのか、行商人のチャンドラーさんを見逃していました。
どうりで特効薬を買いに戦士の村までいかなくちゃいけないわけだよ!

逆に、ルビィさんは良い頃合いに声をかけていたので、攻略情報を見て、意外と加入条件が厳しいのにはびっくりしました。
キルキスさん、割とパーティーにいたものなあ。

ソナニール監獄以降は悲しみのあまり探索が少なくなっているので、取りこぼしがたくさんありましたね。
秘密工場にカゲさんがいたことには全く気が付きませんでした。

あれだけ苦戦したネクロードさんも、流水の紋章を使って楽に勝つことができました。

竜騎士の砦をクリアしたらセーブ、竜騎士の砦をクリアしたらセーブ……。

攻略サイトと石板を何度も照らし合わせながら、シェラハザードの砦へ進みます。
前には見られなかったクレオさんとパーンさんの戦前の会話が、とてもじんわりきた。

牢屋にいるソニア・シューレンさんを説得して、協力をとりつけます。

年齢差ありすぎて気が付かなかったけど、ソニアさんとテオさんって、お付き合いしていたの!?!?!?!?(鈍い)

そして、ようやく108星をコンプリート。

レックナート「みな、聞くのです。
天地宿命の108の星が、ここに集いました。
あなたたちは、みなこの空を自由にかけることのできる、ほうろうの星。
それがいま、ここにあつまったのです。必ずや、しょうりを得ることができます」
ビクトール「ちょっと、まちな。あんた、108星があつまったって言ったな。
そいつは、まちがいだぜ。ここには、一人たりない」
パーン「・・・・・・・・・・・・」
クレオ「・・・・・・・・・グレミオ」
レックナート「・・・・・ひんこ、わたしの“門の紋章”のちからをみせましょう」

出でよ!!!天英星!!!





グレミオ「ぼ、ぼっちゃん・・・」

いちおう、マクドール家のひとたちは反応してくれたけど、戦況的にはすごく佳境のシーンだったので、思いのほかさらっと次に移っていった。

だ、誰か説明してやれよ……!!! 状況を……!!!

グレミオさんの部屋はどこかな〜、と思って城の周りを巡回していたら、宿にもどこにも見当たりません。
ふと思い立って戻ってみたら、主人公の部屋の前に居ました。

グレミオ「ぼっちゃん。どうしました?」

どうしましたじゃないだろ!!!どうにかしただろ!!!どうにかしろよ!?

泣くか笑うか私をたたえろ!もう!
グレミオさんがいない間に、お洗濯枠(セイラさん)とシチュー枠(レスターさん)が埋まってんだからな!!!
ああ、懐かしい顔が見られる幸せよ……。

早速防具屋に行って、グレミオさんの装備を整えます。
鍛えられるはずのない武器レベルまで鍛えたグレミオさんの斧は、「誓いの斧」になりました。
見ていたら実感がわいてきてとてもうれしかった。

よし、このままエンディングまで行こう。

城でレベルあげようと思っていたら、城に入る前にアイン・ジードさんと戦うのすっかり忘れてた。

そしてそれから、エンディングはほとんど変化せず、ただ、町を出ていく主人公の傍らには、今度はグレミオさんがいます。

ああ〜……。

グレミオさんが戻ってきたからといって、なにも特別なイベントがあるでもないし、ソウルイーターの影も変わらないし、整合性が取れてる正しいエンドは通常エンドだと思うんですけれど、おまけとしては十分で、コンプリートのごほうびとしては都合がよすぎるくらいです。

ほんと、攻略を見るまで、助けられないと思ってたから……。

一度覚えたシチューの味は、忘れられそうにありません。

こんだけ運命に苦労したんだから、下男の一人くらい世界からかすめとったっていいだろう!

というわけで、幻想水滸伝のプレイ日記はおしまいです。
お付き合いありがとうございました!