7 FEif プレイ日記 その10

ファイアーエムブレムif 暗夜 プレイ日記

その10

第21章 黄泉の階段〜第24章 白夜王女ヒノカ


第21章 黄泉の階段


【今日のマイキャッスル】

アシュラ「土にまみれて掘り出すのも懐かしいもんだ。ほら、カムイ様にもやるよ」

アシュラさんが鉱石を掘ってくれました。
アッシュラさーん!!!ありがとうー!!!

アシュラさん、一回ひなたに引っ張ってって日干ししてやりたい。

今日のお食事当番はカンナくん。
カンナ「失敗しても食べてね!」と言いながら、「爆発しちゃったー!」と笑顔で報告。
試される親としての心……と思ったら、普通に美味しかったようです。
フランネルさんに拾ってもらって、闘技場のみんなに増やしてもらった葉野菜と麦でお好み焼きができました。
おお〜、ジャパニーズ白夜スタイル。

外伝を回ったおかげで、支援会話も随分と溜まってきました。
「こんなにかわいい子が男の子なわけがない」とソレイユちゃんに追いかけまわされるフォレオくん。「フォレオなら平気なのよね」とエポニーヌちゃんにかまわれるフォレオくん。
子世代同士での支援が愉快です。

マクベス「ふむ…カムイ様たちは、無事に部族の村を通ったようですな」

親切にも前回のおさらいをしてくれるマクベス軍師。
お久しぶりです!!!

そうでしたそうでした。
妖狐の村と風の部族の村を、武力をもって通してもらったんでした。
ああ……お狐さん……お狐さんよ……。

マクベス「ここに来るまでに手足の一本や二本も失うかと思いましたが、これでは何も面白くありません。王もそろそろ退屈なさってる頃でしょう。軍師マクベス、既に次の策を講じてございます」

一人でぶつぶつとしゃべりながら、更なる面白さを求めてストーリーのテコ入れに入るマクベスさん。
その軍師根性は一体どこから来るんだろうか!

マクベス「舞台は黄泉に続くといわれる、白夜いちの難所。お仲間が何人いなくなるか楽しみですな。たっぷりと絶望に沈んでくださいませ、カムイ様…あなたの嘆きこそ、王を満たす愉悦となるのですから」

マクベスさん、なんか、テレビドラマの前説みたいなことしてるなあ!

なんにせよ、すっかりカムイを殺さないで苦しめるという具体的な目標は共有できたようで一安心です。そうです、カムイが死んでしまうと、プレイヤーは強制的にリセットをかけられてしまいますからね!!!

ここをクリアしたら、なにか悔しそうにしてくれるかなー!
いつもはマイキャッスルや支援会話をモチベーションに頑張っていますが、この章はそれだけでもがんばれそうな予感がします。

早くも21章ということで、マクベスさんやガンズさんとの直接対決も近いかもしれませんね。
ああ……楽しみだなあ!
シリアスさに耐えきれる気がしないので、念のため、ゾフィーちゃんを育てています。

白夜いちの難所、黄泉の階段にたどり着いたカムイ一行。

カムイ「なんて長い階段…ここが『黄泉の階段』なのですか?」

『黄泉の階段』は、どうやらほんとの意味での階段のようです。

アクア「そうね。ここを抜ければ、白夜王国の国境にたどり着ける。おそらく、多くの白夜兵が待ち受けているに違いないわ」
フェリシア「た、大変ですーっ! カムイ様ー!」

おお、導入にフェリシアさんが!!!

カムイ「白夜兵がいたんですか?」
フェリシア「えっとえっと…はい!い、いえ、そうなんですけど、でもそうじゃないっていうかその、はわわ…」
ジョーカー「ちっ…もういい、フェリシア! 報告は俺がする!」

この子ものすごく役に立たないぞ!!!可愛いぞ!!!
ジョーカーさんの話によると、白夜兵の軍勢はすでに命がない状態で、屍の山だったということです。
あらまあ。

カムイ「まさか、暗夜兵の別部隊が?」
ジョーカー「いいえ、それは考えにくいでしょう」
カミラ「新手が来る前に、早くここを通り過ぎてしまいましょう…?」
レオン「ああ、それに白夜兵はどうせ僕らに倒されるはずだったんだ。手間が省けて、良かったじゃないか」
カムイ「レオンさんまで脳筋になるのはやめてくださいよ! そろそろラスボス戦に向けて…レベリングも…!?」
ノスフェラトゥ「グルルルルルルルルル…」

どうやら、白夜兵が倒れていたのは外来種のしわざだったようですね。

ジョーカー「仕方ない…!行くぞフェリシア」
フェリシア「ええーいっ!!」

そう言って、ノスフェラトゥを倒すジョーカーさんとフェリシアさん。
うちの臣下は強いぞ〜!
しかし、いくら倒してもいくら倒しても、キリがありません。一時撤退を考えるカムイでしたが、いつのまにか挟み撃ちにされているようで……。

カミラ「まあ、お父様ったら…こんなにいっぱい送り込んでらしたのね」
レオン「カ、カミラ姉さん、そんなことを言ってる場合じゃないよ…」
マークス「何かがおかしい、こいつら、数が多すぎる! 父上が差し向けたものだけではないということか? だとしたら、一体誰が…」

ああー……。結構身近なところにいる気がしますね。

というわけで、白夜一の難所と呼ばれる階段で勝負に入ります。
目標は『全員の離脱』。
「そんなん根絶やしにしてやるぜ」と気合を入れてみるものの、ひっきりなしに経験値にもならないノスフェラトゥがわいてくるので、とっとと逃げてしまわなくてはなりません。

下からやってくる増援はなんとかソーサラー3人とストラテジスト1人の合計4人で適当に先手を打って沈められるので、キャラさえおいておけば心配は要りませんが、上方、特に低守備の魔法使い戦隊では、岩を吐いてくるゴーレムが厄介です。
ゴーレム、ビジュアルからしてすごく……変。変。

上の方の敵は安定した守備力とターンによる回復力を誇るベロアちゃんとフランネルさん、イグニスさんとブノワさんで近づいて行ってチクチク倒します。
このジェネラルさんたち、いつのまにか育ってて、わりとそこそこのレベルになっちゃったんだよなあ。彼らであれば敵の攻撃数発にも耐えられるので、安全に運用させてもらいます。

近くまでやってきた敵はカムイやらオフェリアちゃんが魔法で倒します。

カムイとオフェリアちゃんで安全なところからノスフェラトゥを削り、余裕が出てきたらゴーレムを魔法で粉々にします。一体ゴーレムを倒しても、下手をすると次のゴーレムが上から岩を落としてくるので侮れません。
魔法使いであれば重そうな敵の攻撃は身軽にくるくる躱してもらうのが理想なんですが、そうもいきませんねー!

そういえば、この章では気まぐれにディーアくんを出してみました。ほとんど2回攻撃+相手の射程は1なので、ゲージが溜まりやすいです。
ああ、せっかくローバーの魔導書を拾ったというのに、ノスフェラトゥ相手じゃ悪さもできないよ!ねえ、ゾフィーちゃん!

最初は最初の場所ですら赤く塗りつぶされて危険地帯になるくらいの範囲攻撃にやられるばかりでしたが、しばらくするとだんだん安全な範囲が見えてきます。
ちまちま登って行って、少しずつ少しずつ離脱です。

離脱と言えば、トラキア776の離脱はキャラクターが一言ずつ「お先です!」ってしゃべっていくのが面白いんですが、今回はとくにセリフはありませんでした。そのころの習慣で、念のためカムイを最後にして離脱(※1)。

中盤のゴーレム地獄を切り抜けると、ボスも問題なく倒せるくらいの余裕がありました。
ちょっと途中まで登ったら攻撃力の違う石が振ってきてダメージ推測に失敗して死んでしまったりとかしたけどな!

アクア「ノスフェラトゥたちの攻撃がカムイに集中しているわ…もしかして、狙われているのはカムイなの?」
カムイ「そうなんですか!?」
マークス「よし。お前は先に行け、カムイ」
カムイ「え?」
マークス「いいか、お前はこの軍の大将だ。倒れさせるわけにはいかない。ここは私たちに任せて、先に階段を抜けろ!その間、こいつらは私たちで食い止める」
カムイ「ものすごい死亡フラグじゃないですか!」
アクア「そうね。マークスの言う通りよ。あなたは、ここで死んではいけない。この戦争を終わらせるためにも。だから、先に行って。私たちを信じて」
カムイ「…! 兄さん。アクアさん……あとで必ず、美味しいお酒を飲みましょうね…!」

墓標がてら死亡フラグを建設しつつ、階段を駆け上がるカムイ。あ、これ、虹の賢者様のところにいく道中で経験したやつ!

ノスフェラトゥ「グルルル…!」

登り切ったのはいいものの、うっかり倒し洩らしたノスフェラトゥの奇襲に遭ってしまいました。

リリス「――!」

カムイをかばって、ノスフェラトゥの攻撃を受けるリリスさん。

カムイ「リリスさん…!?どうして、リリスさん…!?」
リリス「……」

あ、リリスさん、マイキャッスルじゃないと喋れないんでしたね。
シリアスな場面の意思疎通に頭を悩ませていると、リリスさんが元の人間形態に戻ります。

リリス「ああ…星竜モローの情けかしら…最期に、この姿に戻れるなんて…」

え。最期? え、最期!?
そんなとってつけたような最期!?

カムイ「最期だなんて、そんなの許しません…」
リリス「ごめんなさい…私は初めて、あなたの命に背きます。でもどうか…悲しまないで…あなたを守れて、私は幸せです。楽しかった日々の思い出は…ずっと、ずっと憶えています」
カムイ「嫌です…! せっかくここまで来たのに! あと少しで戦争が終わるのに! なのにどうして、ここであなたを失わなくてはいけないんですか!」
リリス「泣かないでください、カムイ様…私はあなたを、ずっとお慕いしておりました…」
カムイ「う、うわああああああ…っ!!!」

ままま、まじですか……。
まさか、きょうだいよりも先にリリスさんがロストするとは……。

アクア「待たせたわね、カムイ」
カムイ「ごめんなさい…私は、リリスさんを…」
アクア「リリスを…? !リリス、うそ、そんな」
カムイ「リリスさんは、私をノスフェラトゥからかばってくれたんです…もうだれ一人死なせないと、そう思っていたのに…なのに、リリスさんを、私のせいで死なせてしまいました…! うっ、ううっ……!」
マークス「……。泣いている場合か?カムイ」
カムイ「え…?」
マークス「そうやって泣いていれば、リリスは生き返るのか?」

兄さん……!

マークス「人が死ぬたびにいちいち動けなくなっていては、まだ生きている者たちまで危険にさらすことになる。例えエリーゼを、レオンを、カミラを…そして私を目の前で亡くしても、お前だけは立ち上がって、最期まで闘わないといけないんだ」

そんなこと言ったって、マークス兄さんたちはストーリーの都合上撤退するだけで済むんだもの……!
え、死なないよね? 兄さんたちは死なないでね? これ暗夜だよね?
頼むから死なないでくれ。頼むから。

マークス「お前が迷ったら、みんなが迷ってしまう。だから、立ち止まるな。なにがあっても。それがお前の…夜刀神に選ばれたものの責任ではないのか?」
カムイ「マークス、兄さん…」
マークス「大丈夫だ…。お前はこの軍のリーダーなのだからな」

マークス兄さんに諭され、カムイは新たな決意を固めます。

カムイ「…リリスさん、待っていてください。こんな寂しい場所に置いていくことになって心苦しいですが…ここからなら、私たちの進んでいく道が見えます」

ああ、置いて、いくのかあ……。
せめてお墓なりなんなり作ってやりたいところですが、それはマイキャッスルに任せることにしましょう。

マクベス「ほほう…リリスが死にましたか。あの獣め。主人を守るなど、忌々しいことを」

ひとりごちるマクベスさん。

リリスさんが犠牲になったので、マクベスさんが悔しがる姿が見たいとか、そういうのふっとんでしまいました。
おぅ……。

【今日のマクベスさん】
マクベス「お前さえいなければ、もっとカムイを苦しませることができたというのに…まあ、いいでしょう。これで、カムイを守る盾は一つ消えました」

え、ちょっと。今、カムイって、カムイって言った!?
冒頭で一人でしゃべってるときでも律儀に「様」なんてつけてたけど、ついに呼び捨て!?
うわ、うわ、なんだろうこの親しみは!
ええええーーー!?そういう!?そういう……。

リリスさんがいなくなってしまってなんですが、照れます。非常に照れます!
ま、マクベスさああああああん……。

マクベスさんも、その名に違わず、物語にほのかな狂気を添える存在ですが、なまじマクベスさんはやっていることの意図が読めるだけに、やっていることはえぐくても、いったい次に何をされるのかという恐怖はありません。
言うことはめっきり聞いてくれませんが、とりあえず話が通じるなあ、と思います。
リリスさんのことを獣と言っていますが、リリスさんのマイキャッスル事情とか、マクベスさん、どのくらいご存じなんでしょうね……。

支援会話一覧をみるに、あと3ユニット加入するかもしれないんですが、何か見逃してしまったかなあ。

※1:離脱…トラキア776のときは、主人公が最後に離脱をするのがセオリーでした。そうしないと、逃げ遅れたことになってしまうんですよね。

22章 白夜王女サクラ


【今日のマイキャッスル】

イザナ「来ちゃった☆」

リリスさんに代わるように、イズモ公国の公王様、なんとマイキャッスルにご降臨。
わーお。わーお。国際問題に発展しそう!!!いいのかなあ、これ!?
イザナさんのクラスは陰陽師。うわー、すごい。……お助けキャラなんでしょうか?
とりあえず、レギュラーメンバーに入ってもらうことにします。

リリスさんの神殿に肉を供えるカムイ。
リリスさんは、もう一言も発しません。

カムイ「他に…することは…」

そうだなあ、とりあえずマイキャッスルを回ってくるか……。

リリスさんを追悼するべく、フランネルさんが拾ってきた牛乳でリリスさんの帽子を引き換えるカムイであった。

とうとう、カミラ姉さんと支援Aになりました。
姉さんの広すぎる愛を、腹をくくって受け取ることにしたカムイ。
カミラ姉さんは、カムイを連れていきたいところリストを取り出します。

うっそだろ!?
サイラスさんの支援Bで見たぞ、そんなリスト!!!

ある意味わかりやすくカムイに執着を見せるカミラ姉さんの愛と、たったの支援Bで同等の粘りを見せるサイラスさん。
一体何者なんだろうか……!?

エリーゼさんとも支援B、マークス兄さんとも支援C、レオンさんも支援C……と、順調にきょうだいたちからの愛もはぐくんでいっております。

カミラ姉さん以外の暗夜のきょうだいのカムイとの話題が自己鍛錬しかないんだけど、気のせいだろうか。

カンナくんとレオンさんが雑談をしていました。
レオンさんは、暇なときはチェスなんてしているそうです。おおー。似合うなあ。

アクア「着いたわ…ここが、テンジン砦。白夜王国の前線基地にして、難攻不落と言われている砦よ」

前の章で白夜いちの難所だったけど、今回は難攻不落の砦ですね。

アクア「気を付けて…きっと中には、見知ったものがいるはずよ」
カムイ「はい、でもここまで来たら行くしかありません。誰を失っても…誰を手にかけたとしても」

きょうだいたちと闘うのは気が引けるなあ……。
しかし、章タイトルにもある通り、今回の敵は白夜の妹、サクラさんです。

ユキムラ「大変です、サクラ様!外に、カムイ様率いる暗夜王国の軍勢が現れました!」
サクラ「カムイ姉様の……」

あ、あ、ユキムラさんも、カムイに様をつけてくれるのか……。
サクラさんもサクラさんで、カムイ姉様となお呼んでくれるし……。

サクラ「私は、もう力を持たない非力な王女ではないんです。兵たちをおいて、私だけ逃げるわけにはいきません! お願い、ユキムラさん。どうか私のわがままを聞いてください」

そういうわけで、拠点を守っているユキムラさん、サクラさんがたとの戦闘になります。

オープニングのナレーションに、「だが本当の苦難は戦闘ではなかった」とか書いてあったので、いったいいくつ民家を回り、アホなシビリアンを救出しまくらないのかとびくびくしていた私ですが、どうやらそういうことでもないようで……。

今回は、右と左にキャラクターをふたつに分けての進軍です。
カムイは固定で、左側のユニットを率います。

ここにきて登場する暗器放題。暗器放題はいいんですが、暗器放題を守っている忍者は、つくづくソーサラーの天敵です……。
2回攻撃とか平気でしてくる上に、こっちの攻撃は3すくみのせいでぜんっぜん当たらないし、1ターン放置すると普通に死ぬので、おっかない!

左右でお互いのユニットを動かしながら、城壁を竜脈で剥いでいくんですが、ある程度敵陣に踏み込むと敵が湧いて出てくるので、その感覚をつかむまでは非常に苦労しました。とくに、右!総じて右の方が大変そうなので、右にカムイを送り込みたかった。

サクラさんの臣下である剣聖カザハナさんとツバキさんもそれぞれ布陣しています。ツバキさんはまだ弓などの特攻があるしでやりようがあるんですが、カザハナさんがものっすごい強い。魔法使いじゃどうしても耐えられなくて、ついついブノワさんを呼び出してしまいました。なんかね……いっつもブノワさんとか、イグニスさんに頼ってしまう。
オフェリアちゃんの外伝で手に入れた「逆神」の3すくみを逆転させる武器で、何とか攻撃を当てます。

カザハナ「きたわね、カムイ様!あたしはサクラ様の臣下、カザハナよ。早速だけど、その首いただくわ!あたし、あなただけはぜーったいに許さないの!」
カムイ「あなた…泣いているのですか?」
カザハナ「さ、侍は泣いたりしないわ!」

つくづく、白夜の良い人っぷりには心が痛みます……。

増援とカザハナさんを倒し、いくつか暗器砲台を押し込めたら、あとは割と楽になります。というよりは、右側がどうしても砲台が怖くて進めないので、左側でほとんど解決して、上からぐるっと回りました。
手裏剣持ちのユキムラさんも厄介でしたが、増援さえいなくなって、周りの環境を整えたらこっちのものです。

マークス「聞くがいい、白夜王国軍よ! 砦の中は我々が制圧した! 武器を捨てて投降せよ!」
ユキムラ「止むをえませんね…」
サクラ「ごめんなさい、私、わたし…」
ユキムラ「いいえ、サクラ様はご立派でした。ツバキさんもカザハナさんも、よく闘ってくれましたね」
ツバキ「ユキムラさん…」
カザハナ「うっ、うっ、あたしたち、負けちゃったんですね…」
ユキムラ「そうです。でも、生きています。生きていれば、これからいくらでもやり直せます」

なんだか、良い話だなあー!

ユキムラさんが決断し、白夜王国軍は投降。マークス兄さんが、生き残った兵と王女の命は助けると約束します。
約束はします、が……。

白夜兵「ぎゃああああっ!!」
カムイ「え…!?」
ガンズ「ふん…白夜兵の実力はこんなものか。あっけないな」

現れたガンズさんは、次々と兵士を斬り殺していきます。
暗夜ではいつものことですね。

サクラ「早く、早くあの兵の回復を! この手の縄を取ってください! 逃げたりしませんから…早く!」
マクベス「なりません」

そこへやってくるマクベスさん。しれっと「加勢に駆けつけた」とか言ってますが、ぜったい物事をかく乱するためにやってきたとしか思えない。

マクベス「さ、あとは私たちにお任せください。すぐにガンズ将軍が、白夜兵など皆殺しにしてくれますよ」

すぐにやめさせろと命じるカムイですが、正直言ってこの二人には舐められまくってるので言うこと聞いてくれません。
こいつらが一目置いている人物となると……。やっぱり……。

マークス「卑怯な真似をするのはやめろ!!これ以上やるつもりなら、この私がお前を斬る…!」

きゃー!兄さん!言ってやれ言ってやれ!!!

???「ならぬ。下がれ、マークス」

と、そこへやってきたガロン王。あ、パパも出張中なんだった……。
流石に一国の最高権力者を持ち出されては、マークス兄さんもなすすべがありません。

ユキムラ「卑怯者…!私たちを、騙したのですね! 許しません…絶対に! 貴方たちは悪魔です!! 人の形をした、化け物です…っ!!!」
サクラ「うっ…!! ううっ! こんなの、ひどすぎます……!!!」

ああ……まっとうな人たちになじられるのは、良心が……良心がチクチクと痛む……。

【今日のきょうだい】
暗夜の問題児のせいで、サクラ姫の心労がマッハです。
くっそ、ゾーラさんはラクに始末できたのになあ。あああ。力及ばず、ごめんよ……。

【今日のおさらい】
イザナ…イズモ公国の公王様。陰陽師だー!このお方、立ち絵がとってもかっこいいんですよね。特に自分が有利な時は、ちょっと意地悪そうな顔にも見えるんですが、中身はまっとうにいい人っていうか、ノリが軽〜い。
リピートアフタミー、『中立国』。
助けてイザナ公。癒してイザナ公。
同人誌でぜったい良いようにフラグ立てさせるトリックスターだろうイザナ公。私の心を救ってイザナ公。

23章 囚われし瞳


【今日のマイキャッスル】
本編でガンズさんが大暴れしているせいで、私の癒しはマイキャッスルにしかありません。
はー。
いつものとおりリリスさんに捧げものをすると、小判を見つけるカムイ。
うっわー、うっわー、遺産だ。
つ、使いにくいよこれ!!!
いいよ、そんなの気を使わなくても……っ!!!

癒しを求めて、オフェリアちゃんを召喚。

オフェリア「年頃の乙女には、悩みが多いのよね。話を聞いてくれてありがとう」

ああー!!私の!!!万年回復床!!!

そして、本日は、オーディンさんがくじ引き屋をやっていました。

オーディン「こっこれが伝説の…!?フツーの当たりです」

出ていくときの「ありがとうございましたー!」を聞いているだけで幸せな気持ちになりますね。
はー。がんばろう。

あ、リリスさんの帽子は、ゾフィーちゃんがアクセサリーを欲しがっていたので進呈してしまいました。

目の前で大量の白夜兵を虐殺されてしまったサクラさん。
ふさぎこんでしまって、食事も喉を通らないそうです。
とりあえず自害に走らないようでほっとはした……。

少しだけ救いようのある話としては、ユキムラさんと臣下二人は捕虜として助けてもらえたとのことです。

カムイ「でも、サクラさんには会わせないようにされているんですよね」
アクア「エリーゼがよく声をかけているわよ」
カムイ「エリーゼさんが…?」

仲が悪いように見えたエリーゼさん。
末っ子同士通じ合うものがあるそうな。

知らない間に殺されないように気をつけないとならないというアクアさん。
万全を期して秘境に置いてきたい。

暗夜王国軍は、今や真っ二つ。
カムイ率いる穏健派のマークス兄さんやレオンさんの軍勢と、ガロン王が率いるマクベスさんやガンズさんの軍勢とで、残虐性の違いで解散しそうな勢いです。

ガロン王が王座に着くまではがんばろうというアクアさんですが、いっそ犠牲が少ないうちにクーデター起こさない?

マクベス「カムイ様。アクア様。…おや、もしかして、何かお邪魔をしてしまいましたかな?」

割り込んでくるマクベスさん。あー、ちょっと作戦が漏れてないかとひやっとした。

ガロン王率いる軍勢を先発部隊として、スサノオ長城に攻め入るとのことです。

マクベス「我々が先発部隊として道を開きますので、カムイ様たちには、その間に敵の本丸へと攻め込み、将であるタクミ王子を討っていただきたい」
カムイ「タクミさん…」
マクベス「捕虜はもうサクラ王女がおりますゆえ、殺してしまっても良いと思いますがね。いや、もちろん命を奪わないという選択も賢明だと思いますが、王がなんと思われるか…」
カムイ「タクミさんの処遇については考えておきますが、とりあえず戦に勝たないといけませんね。戦闘の準備をするように伝えてきましょう」
マクベス「承知しました。さて、あなたがどう出るか見ものですな。カムイ様…」

カムイが去っていったあと、ひとりごちるマクベスさん。
あっ、様呼びに戻ってる!
なんだよー!ただの表記ゆれかよ!!!
フラグかと思って楽しみにしてたのに!!!

タクミ「カムイ…お前はこの僕が倒して見せる。例え刺し違えても、必ず殺してやる…!」

今回の敵はタクミさん。
とりあえず、考えなしに下見がてら進んでみたら死んだので、作戦を変更して攻めていきます。

開始地点上に攻撃が届いたので嫌がらせのようにミステルトィンを放ち、増援とやってくる敵をまず倒し、左側へと進みます。

カウンター持ちの弓兵と左下の兵士たちをおびき寄せながら攻撃。
なんとか序盤の敵襲をしのいだ後、剣聖ヒナタさんにびびりながら、どのくらいダメージを受けるかイグニスさんでチェック。
そのままおびき寄せて一網打尽にしようとしたのですが、ある程度離脱すると追ってきません。周りの兵士たちの効果によって、延々と回復するヒナタさん。

ならば、と、思い余って、ヒナタ道場に入門することにしました。

進んで倒しては戻り、進んで倒しては戻りを繰り返し、イグニスさんがジェネラルレベル8から17まで育ちました。防陣を組んでいたゾフィーちゃんも1レベルか2レベルアップ。
満足したところで、本格的に周りの兵士たちを削ってからヒナタさんに挑みます。

ヒナタ「タクミ様にお仕え出来たことは、俺にとって最大の誇りでした……」

あああ、なんか、死んでそうなセリフ……!
頼む、頼むからこれ以上業を背負わせないでくれ…!

進んでみたら、イグニスさんだから攻撃が来なくて気が付かなかったけど、タクミさんも弓砲台撃ってくるし! 怖っ!
HPが1残るのがなによりの安心です。

一度、階段を上がったところでぼこぼこにされてリセットして城に戻ってライブ杖を買い込んだので、わざと弓砲台にカムイを置いてイザナさんらへんのレベルをあげることにしました。ただ、回復しても経験値が5なので、ライブ20を使い切ってようやくレベルが1になるかといったところですね。
陰陽師って、杖が使えるんだね……。いいなあ。

GBA時代、賢者ばっかりで杖+魔法がデフォルトだった私にとっては、陰陽師軍団こそが原点回帰だったのかもしれませんね。

階段上に敵がひしめいているところは、危なくてやってられないので全部イグニスさんに丸投げ。ヒット&アウェイで階段を上り下りしてインナーマッスルを鍛えながら逃走し、確実に反撃を食らわないタイミングになってからその他大勢が介入。

オボロ「こんな…ことなら…早く…言っておけばよかった…タクミ様、私、ずっとずっと、あなたの…こと…」

だから死ぬのは勘弁してえ!!!

タクミさんのところに上がっていったら、うっかり切り込みで射程に引っ張ってこられて必殺食らって死んだので、そうならないように雑魚を倒してもらってから、弓殺しを持っているカムイで闘います。必殺の10パーセントにびくびくしていましたが、まあ、大丈夫でした。
もう一度ヒナタさん道場に通い詰めるのはめんどくさかったので、心底ほっとしました。

ジェネラルが居なかったら、あの階段のところ、どうやって攻略すればいいんでしょうね。

カムイ「勝負ありましたね、タクミさん」
タクミ「卑怯者!呪われるがいい!」
レオン「大人しくしていれば、サクラ王女にも会わせてやるさ」
タクミ「なに? サクラまで捕らえられているのか…お前たちのような者に!」
カムイ「お父様が来たらやばいんで、ハリー、ハリー」
タクミ「触るな!」
カムイ「!!」
タクミ「お前なんかが、この僕に触れるな! お前さえ…お前さえいなければ、白夜王国はこんなことにはならなかった!誰も死なずにすんだ!どうしてお前は暗夜についた!?どうして…僕たちの味方を…してくれなかったんだよ…!!!」
カムイ「タクミさん……」
タクミ「もう、いい。僕がやる…救いの刀などなくても、僕がこの白夜王国を救ってみせる。お前たちに、僕を捕らえることなんてできないさ…ほら…逃げる道なら…ここに…」
カムイ「タ、タクミさん!!!タクミさんーーーーー!!!」

城砦の下へと身を躍らせるタクミさん。
そんなあ! 追い詰められた犯人みたいな! そんな!!!

長城の下に、タクミさんの姿はありません。
ああもう、私、マイキャッスルに帰ります。探さないでください。

【今日のきょうだい】
タクミさんの「どうして味方をしてくれなかったんだよ!」が心にずんときました。味方、してもよかったのか……。味方したらすごく嫌がられると思ってたよ!
弟ーーー!!!

タクミさんとレオンさん、サクラさんとエリーゼさんの、こう、続柄対応した会話がとても良い。とても良いんだけどそんなこと言ってる暇がなかったな。

24章 白夜王女ヒノカ


【今日のマイキャッスル】

なんだかセーフな気がしたので、というか普通に好みだったので、今日はイザナさんを呼びつけてみました。
たかだか支援C程度で「ボクもキミにさわりたーい!」とか言うイザナさん。おいそれ、オーディンさんのS支援パルレだぞ!

イザナ「癖になっちゃった。責任とってよね?」

あざとーい! あざとーい!

今日の牢屋番はベロアちゃん。
どっちかというとみんなの説得セリフが聞きたくってどさくさに紛れて捕らえた兵士を説得してもらいます。

「ゴミクズ」「汚らわしい」「……毛玉が落ちてる」

そういうタイプの子だったの!?そういう子だったのか!?

いよいよ、白夜王都へと乗り込むカムイ。

アクア「白夜王城を落とし、王座を制圧すれば…いよいよ、私たち暗夜王国の勝利となるわ」
カムイ「……アクアさん、平気なんですか? 今から攻め込むのは、あなたの育った場所なんですよ。なんなら戦闘は私たちに任せてくれても……」
アクア「いいえ、私は最後まであなたと一緒に戦うわ。この戦争を終わらせることこそが、私を育ててくれた白夜王国のために、ともに育ったきょうだいたちのためにやるべき使命だって…私はそう、信じているから」

ところで、前章でモリアーティしたタクミさんですが、マクベスさんやガンズさんが探しても、本人はおろか、身に着けていたものの一つも見つけることができなかったそうです。
あっはっは、ようやく、ささやかーにあいつらに苦労させることができたなあ。
見つからない探し物を探すことほど体力を使うことはありませんからね……。
はぁー……。

サクラさんには黙っておこうとアクアさんと口裏を合わせるカムイ。

マークス「父上のお達しだ。これより、白夜王都に侵攻する」

ガロン王を筆頭に、白夜王国に攻め入る暗夜王国。

お兄さん「あいつらだ…! 暗夜軍だ! 暗夜軍が来たぞーっ!」
お姉さん「ああ、恐ろしい…まるで死神の行軍だわ」
お兄さん「おい、裏切り者の、カムイ王女もいるぞ!」
カムイ「!」
おじいさん「ミコト様や王都をあんなふうにして、よくその顔が見せられたのう…!」
おばさん「主人を返しておくれ! この、人でなし!」

ここにきて、さんっざん白夜をめちゃくちゃにしておきながらほったらかして生家に帰ったツケが回ってくるカムイ。

マクベス「はぁ…民草共が五月蠅いですね。道を開けなさい!!」

ままま、マクベスさんが庇ってくれた!
やめてくれ。そんなシーンじゃないのは分かってるけどときめいてしまう。

マクベス「ふん…他愛もないですね。ご安心ください、カムイ様。あなた様に心無い言葉を吐く者はすべて私たちが始末しますので」
ガンズ「ふははは! 俺たちに逆らったらどうなるか思い知らせてやる!」

絶対カムイがどうとかじゃなくて暴れたいだけだろうけど、ここにきて手のひらを返されると、すごく好かれてる気分がするなあ……(現実逃避)。

そうやって、白夜王城についたカムイ一行、というかガロン王一行。

マークス「投降するように呼びかければ、戦わずとも勝負がつく」
マクベス「なりません。マークス様。白夜王国の邪魔者たちを一斉に始末するチャンスですぞ。白夜の要人をすべて殺害してしまえば、晴れて戦争が終わった後、我が暗夜王国がこの国を乗っ取ることも容易くなるでしょう」
マークス「そういうのは要らないから」
マクベス「ガロン王様、如何でしょう(←すぐガロン王に頼る)」
ガロン「好きにしろ(興味なさげ)」
マクベス「ありがとうございます。それでは、私たちは裏から、カムイ様たちは表から侵攻するということでいいですか」
カムイ「はい」
マクベス「それでは行ってまいります。くれぐれも、うっかり戦死なされぬようお気を付けください」

というわけで、またもや表から攻め入ることになったのでした。

マークス「カムイ。正義など、ありはしない。それが戦争だ。この世界に正しい道も間違った道も存在しない。あるのはただ…それぞれの野望と、欲望。そして、それに付き従う者たちの思惑だ。よく、覚えておけ」
カムイ「……」

今回の相手はヒノカ姉さん。
暗夜にさらわれたカムイのためにその腕を磨いた、妹思いのお姉さんです。
その腕を、まさか、こんなところで使う羽目になるなんてなあ……。

すまねえ。すまねえ……。

アサマ「おや、いらしたようですよ、ヒノカ様。あなたの可愛い妹君が」
ヒノカ「カムイ、か」
セツナ「闘うの?」
ヒノカ「ああ。このシラサギ城は…私が守ってみせる。何人たりとも、王の間には行かせん。ここで食い止めねば、第一王女の恥だ」
セツナ「そうですか…じゃあ、私も頑張ります」
アサマ「全力で、あなたをお守りいたします」
ヒノカ「ふっ。まさか我が臣下から、そんな真面目な言葉が聞けるとはな。ありがとう、アサマ、セツナ。どうかお前たちは死なないでくれ」

天馬に跨り、薙刀を頭上でくるくると回転させるヒノカ姉さん。

ヒノカ「ヒノカ、参る!」

そうして、ヒノカ姉さんと勝負です。

ヒノカ姉さんの竜脈は、ただでさえただっ広い飛行ユニットの移動をプラスし、他のユニットの移動をマイナスするというものです。

うっわ、竜脈のせいで、2ターン目には最初のところから全域攻撃範囲になってる。

なんとか耐えられるユニットで防陣を組み、盾を作るようにして布陣。最初の天馬集団をなんとかしのいで、じわじわと進軍です。

こんの、移動力を削られるというのが本当に厄介で、攻撃範囲に入ったら反撃しきって敵を倒さないとだいたい誰かが死ぬ構成なので必死にやり直しながら感覚をつかみます。

小島に入ると、ちょっとずつ援軍が出てくる模様なので、こちらも竜脈を使えるように移動して勝負。

援軍のタイミングがどこまで進んだかで決まるようなので、ちょっとずつ進軍して行きます。
最初を乗り切れば、途中まではなんてことないんですが、特に最後の援軍がきつかったです。
天馬の動きが読めなくて、どっちに飛んでいくかが未知数なんですよね……!

ゾフィーちゃんをしょったイグニスくんを放り出して援軍が出てくるように仕向け、本隊は後退 。
戦いに備えて、少しずつ迎え撃ちます。
魔防に定評のある聖天馬武者、フランネルさんやベロアちゃんの特攻が効きますが、下手をすると弓で死んでしまいますねー。

ヒノカさんはカウンターを持っていない弓兵なので、おびき寄せさえすればそこそこ簡単に倒すことができます。

HP半減はフォレオくんで受け、レオンさんにしょってもらいます。
アサマさんの「天罰」も仕組みが分かった以上は手槍で対処することができます。

アサマ「あなた方に生きている価値などありません」

ううっ、なんとも言えない……。
増援が出てこなくなったのを確認して、ヒノカ王女を倒して制圧。

ヒノカ「さあ、殺すなら殺せ。第一王女として、命乞いはしない。その代わり、残った兵たちはどうか助命を…」
アサマ「な、なにを仰るのですか、ヒノカ様!? それはあれですよ、結局約束を守らないで皆殺しにされるパターンですよ!」
セツナ「だめ…そんなの、ぜったいだめです…」
カムイ「お父様は敵将の命を救うことなど、決してお許しにならないでしょう」
ヒノカ「…そうか」

夜刀神を振り上げ、攻撃を外すカムイ。

カムイ「…ヒノカ姉さん。よく聞いてください。今この瞬間から、姉さんは死んだことにします。そこにいる臣下の方たちと一緒に、どこかに隠れていてください。あ、武器はお父様に献上するので置いてってください」
ヒノカ「私を、殺さないのか…?
カムイ「はい。ヒノカ姉さんも、ここにいる兵たちも、殺したりしません」
ヒノカ「ならば、私も共に行こう」
カムイ「それはだめです! 姉さんが生きていることが知れたら、ガロン王は何をするかわかりません」
ヒノカ「しかし、私はこのまま待っているわけには…」
カミラ「まあ、聞き分けのない子」

ヒノカ姉さんの首筋に斧を突きつけるカミラ姉さん。

カミラ「「私の」妹が決めたことだもの。あなたの助命に異論はないわ。でも…あんまりカムイのことを困らせないでちょうだいね。うふふ。相変わらず、怖い顔。そんなことじゃ、サクラ王女と再会したとき、きっと怯えられちゃうわ」
ヒノカ「サクラは…生きているのか!?」

お、いい流れだ。
サクラ王女の話が効いたのか、言う通りにすると言ってくれたヒノカ姉さん。
とりあえず、死なないみたいで、よかった。

暗夜ルートに来てからというもの、カムイも少しずつ交渉の仕方を覚えてきてくれたようで、なによりですね。

まだまだ甘っちょろい面はありますが、少なくとも父親の前に引き連れてって「姉さんを助けてください!」とか言うよりはましです。うんうん。

ヒノカ「おい、カムイ。もしも無駄な殺戮を避けたいというのなら、リョウマ兄様は殺しはしないでほしい」
カムイ「わかりました、約束します。リョウマ兄様は絶対に死なせはしません。この救いの刀にかけて、必ず守ってみせます」

もしも平和な日々が来たら、またここで、本当のきょうだいとして笑いあいたいというカムイ。ヒノカ姉さんも、「いつか叶う日を願わずにはいられない」と言って去ってゆきます。
次回はいよいよリョウマ兄様と対決です……。勝てる気がしない。全くしない。

【今日のきょうだい】
ヒノカ姉さんに対して、カミラ姉さんの発言。

カミラ「従順にしていたら、優しくしてあげる。よく見たらあなた…私のこの身の顔立ちだわ。可愛くって、とっても綺麗」

だから、どうして女同士だとカミラ姉さんとSまで支援がないんだよおおお!!!